2023年もたくさんのSNSキャンペーンが行われました。本記事では2024年のSNSキャンペーン施策設計に役立つキャンペーン事例を、注目ポイントとともにご紹介します。
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【2023年総まとめ】X(Twitter)キャンペーン成功事例10選
フォロワー獲得だけではない、Xキャンペーンの幅広い活用方法やサイト誘導や購買・来店につながった成功事例の実施背景や数値結果が掲載!
ぜひこの機会にご覧ください。
X(Twitter)の注目キャンペーン事例5選
2023年に大きな変化を遂げたX(Twitter)。
プラットフォームの名前の変更など様々な変化がありながらも、キャンペーンや広告、アカウント運用など企業のマーケティング活用自体は引き続き活発に行われています。
X(Twitter)に関する様々な変化については以下の記事をご参考ください
▶Twitter2.0に企業はどう向き合うべきか〜アップデートから紐解く〜
▶X(Twitter)を企業はどう活用すべき?購買影響度調査から紐解く【2023年最新版】
▶X(Twitter)がDM送信を制限。上限数や送信条件を徹底解説!|echoesブログ
▶X(Twitter)がフォロワー獲得広告の提供を終了。背景や企業への影響、対処方法は?|echoesブログ
そんなX(Twitter)で2023年に行われたキャンペーンの中から5つの注目事例をピックアップしました。
事例①mineo(マイネオ)【公式】「絶対にタップしたくないスマホ広告大喜利」
▶キャンペーン概要
格安スマホサービスを提供するmineo(マイネオ)の公式X(Twitter)アカウント(@mineojp)で実施された「絶対にタップしたくないスマホ広告大喜利」キャンペーン。
このキャンペーンでは好きな文字を入力してオリジナルのスマホ広告風の画像を作成することができるスマホ広告画像ジェネレーターを利用し、「絶対にタップしたくないスマホ広告」に関する投稿を大喜利形式で募集しました。
これは同社が無料で提供しているスマホ広告による通信量消費をフリーにする「広告フリー」をPRするためのもの。大喜利形式でネタ投稿を募集することで、ユーザーに楽しんで参加してもらえるキャンペーンとなりました。
▶ここがポイント!
- 画像ジェネレーターを活用することで参加障壁を下げる
- サービスの内容に関連したユニークなテーマ設定でユーザーを楽しませながらキャンペーン参加を促進
事例②エスビー食品「\創業100周年記念キャンペーン🎉/」
▶キャンペーン概要
エスビー食品株式会社の公式X(Twitter)アカウント(@sbfoods_jp)では同社の創業100周年を記念したキャンペーンを実施。
アカウントをフォローしキャンペーン対象投稿をリポスト(リツイート)するだけのシンプルなキャンペーンで、創業100周年イヤーであることをX(Twitter)ユーザーに対して広く周知させることに成功しています。
また、インセンティブには人気定番商品やエスビー食品グッズを、同社の赤缶カレー粉10㎏缶に詰め合わせる一工夫も。キャンペーンとともに100周年イヤーをにぎやかに盛り上げました
▶ここがポイント!
- シンプルなキャンペーンでユーザー参加を最大化
- インセンティブにも一工夫を加え、キャンペーンを盛り上げる
事例③XREAL JAPAN「#Air2レビュー キャンペーン」
▶キャンペーン概要
ARグラス世界シェアトップと、AR企業として急成長しているXREAL。同社の日本公式X(Twitter)アカウント(@XREALJapan)が実施したのが「#Air2レビュー キャンペーン」 です。
これは、X(Twitter)で同社の商品「Air2」に関するレビュー投稿を募集するキャンペーン。アカウントをフォローし、指定ハッシュタグ「#Air2レビュー」をつけた商品レビュー投稿をすることで応募が完了します。
実際の商品購入者からの投稿ということでキャンペーン応募数は限定的ではありますが、商品を購入したユーザーによるしっかりとした良質なレビューを集めることに成功している事例です。
▶ここがポイント!
- 拡散目的ではなく、しっかりとしたユーザーレビューを集めるためのキャンペーン
- 良質なレビュー投稿をX(Twitter)上に醸成させることに成功
事例④アネッサ公式「#アネッサは強いだけだと思っていた」キャンペーン
▶キャンペーン概要
アネッサの公式X(Twitter)アカウント(@anessa_official)が実施した「#アネッサは強いだけだと思っていた」キャンペーン。
アカウントをフォロー、該当投稿をリポスト(リツイート)すると、その場で結果がわかるインスタントウィン形式のキャンペーンです。拡散されたのは「#アネッサは強いだけだと思ってた」というメッセージ。日焼け止めの効果の高さだけでなく、保湿にも配慮した同ブランドの製品の特徴を端的にあらわしたハッシュタグで商品をPRしています。また、インスタントウィン形式を採用し、当選者数を1万人に設定したことで、キャンペーン参加者数の最大化につながり、広く商品PRに成功しました。
▶ここがポイント!
- インスタントウィン形式を採用し手軽に参加できるキャンペーンに
- 商品のPRポイントを端的にあらわしたハッシュタグ投稿を大量拡散
事例⑤カルビー株式会社「Calbee大収穫祭2023」
▶キャンペーン概要
マストバイキャンペーンの周知、参加促進のためにフォロー&リツイートキャンペーンを実施したのはカルビー株式会社の公式X(Twitter)アカウント、カルビーPR部公式(@calbee_PR)です。同アカウントでは、マストバイキャンペーン「Calbee大収穫祭2023」を盛り上げるため、「ア・ラ・ポテト プレゼントキャンペーン」を実施。インスタントウィン形式のシンプルなフォロー&リポスト(リツイート)キャンペーンで、マストバイキャンペーンの認知拡大と参加促進を後押ししました。また、そのほかにも、同アカウントではX(Twitter)上にあるハッシュタグ「#カルビー大収穫祭2023 」のついた投稿を収集。この長期にわたるマストバイキャンペーンでは毎週随時当選者を選定する形で行われたため、当選したユーザーの喜びの声や当選報告といったクチコミが投稿されており、それらをキャンペーンページに掲載することで、キャンペーンの盛り上がりを可視化してキャンペーン参加を促しました。
X(Twitter)をフルに活用してマストバイキャンペーンを成功させた事例です。
▶ここがポイント!
- インスタントウィンキャンペーンでマストバイキャンペーンの認知拡大と参加促進
- X(Twitter)上のUGCをキャンペーンページに掲出して盛り上がりを可視化
- X(Twitter)をフル活用してマストバイキャンペーンを盛り上げる
Instagramの注目キャンペーン事例5選
この1年も様々なアップデートや機能追加が行われたInstagram。特に、リール機能やクリエイティブツールに対する機能拡充などが積極的に行われ、よりユーザーが自分らしいコンテンツを発信しやすく、そうしたコンテンツに出会いやすい場となっています。企業にとっては、自分たちの商品やブランドに関連したユーザー投稿から、そのニーズなどを深堀できるよい場所となっており、今後も積極的に活用すべきSNSのひとつであると言えます。
Instagramリールの活用方法やポイントを説明した記事もおすすめです。
▶Instagramリール(Reels)とは?基本的な使い方や企業の活用ポイントを簡単解説!【事例あり】
そんなInstagramを活用したキャンペーンの中から、以下の5つの事例をご紹介します。
事例①コクヨのぶんぐ公式「GOOD TOOLSインスタグラムプレゼントキャンペーン」
▶キャンペーン概要
コクヨのぶんぐ公式Instagramアカウント(@kokuyo_st)が実施した「GOOD TOOLSインスタグラムプレゼントキャンペーン」は、同アカウントをフォローし、対象投稿にコメントをするだけの手軽なプレゼントキャンペーンです。
コメントのお題は、インセンティブとなっている同社の「GOOD TOOLSシリーズ」の商品に新たにラインナップしてほしい商品について。たくさんの文房具ファンにフォローされている同社のアカウントのこの投稿については、キャンペーン参加者からの熱量の高い意見がたくさん集まっています。
投稿のエンゲージメントを高めつつ、フォロワーとコミュニケーションをとり、さらに顧客のニーズを知ることに成功した事例です。
▶ここがポイント!
- 参加しやすいフォロー&コメントキャンペーン
- 投稿自体のエンゲージメントを高める
- コメントから文房具ファンのニーズを知ることにも成功
事例②ニップン公式「みんなの#ニップン投稿キャンペーン」
▶キャンペーン概要
ニップン公式Instagramアカウント(@nippn_official)ではおよそ1~2ヶ月に1回のペースで「みんなの #ニップン 写真投稿キャンペーン」を開催しています。
これは、アカウントをフォローし、指定ハッシュタグである「#ニップン」をつけた同社の商品を使ったお料理写真を投稿するもの。フォロワーが考えたアイディアのつまったアレンジレシピ写真が「#ニップン」のハッシュタグのもとに数多く投稿されています。また投稿されたUGCは積極的に日々の投稿で活用されており、フォロワーからのエンゲージメントも高く、共感を呼ぶアカウント運用を実現していると言えます。
このような結果から、「#ニップン」の投稿は2023年12月現在で1万件を超えるなど、キャンペーンによるUGC生成とアカウント運用でのUGC活用によって、コンスタントにInstagram上の自社UGCが生み出される基盤が形成されていることがわかる事例となっています。
▶ここがポイント!
- コンスタントに開催しているフォトコンテストで継続的にUGCを生成することに成功
- UGCは日頃の投稿にも活用し、アカウントへのエンゲージメントも高まる
- ハッシュタグ投稿数は1万件を超えるなど自社UGCが投稿される基盤をしっかり形成
InstagramマーケティングにおけるUGC活用の基礎がしっかり理解できるおすすめ記事!
▶InstagramマーケティングにおけるUGC活用とは?メリット、活用ポイントを解説【事例あり】
事例③大阪商工会議所「大阪ええやん知らんけどInstagram投稿キャンペーン」
▶キャンペーン概要
大阪商工会議所の公式Instagramアカウントが実施した「大阪ええやんしらんけどInstagram投稿キャンペーン」。これは、テーマに沿って大阪の魅力を発信してもらうキャンペーンです。2023年度中、2回行われたこのキャンペーンは、合計で応募総数6,000点を超えるなど、地域に特化した投稿キャンペーンながらたくさんの参加がありました。
地元の魅力を伝えるといった形の投稿キャンペーンは数多く行われていますが、指定ハッシュタグに「知らんけど」という一言を付け加えるなど、大阪らしいユーモアのあるハッシュタグを採用したこともポイント。参加ユーザーの工夫にあふれた投稿は、静止画だけではなく動画コンテンツの形でも数多く応募されており、公式アカウント(
@osaka_cci)の日々の投稿にも活用されています。
▶ここがポイント!
- ユーモアのあるキャッチーなオリジナルハッシュタグを設定
- 応募されたUGCには動画UGCも含まれ、アカウント運用にも積極的に活用されている
事例④知育の専門店花海「全日本はなうみお絵描きコンテスト」
▶キャンペーン概要
知育玩具や画材を主に扱っているギフトショップ・知育の専門店花海は公式Instagramアカウント(@hanaumikids)で「全日本はなうみお絵描きコンテスト」を実施しました。
このキャンペーンは同ショップが扱う新商品のアルコールマーカーセットを使ってのお絵描きコンテスト。マストバイではなく、商品を1000名に対して「1円で売る権利をプレゼント」した上での投稿キャンペーンとなっています。
1円とした背景には、1000名のサンプリング対象者に対して配送先リストの作成が難しいといった理由がありますが、同アカウントではそうした事情を包み隠さずフォロワーに知らせ、フォロワーからはその素直さに肯定的なコメントが寄せられています。
また、サンプリング応募条件はキャンペーン告知投稿の拡散となっており、コンテストの周知を行う工夫も実施。新商品のPRと認知獲得を実現したキャンペーン事例となっています。
▶ここがポイント!
- 1円で購入の形を採用して商品を大量サンプリング
- サンプリング応募条件を投稿の拡散にしてコンテストの周知を行う
- 1000名の対象者のリスト作成やDMのやりとりが難しいという状況も素直に説明した正直さもポイントアップに
事例⑤ドミノピザ公式「#ドミノクーポンおりがみアワード」
▶キャンペーン概要
ドミノピザの公式Instagramアカウント(@dominos_jp)が実施したキャンペーンは「#ドミノクーポンおりがみアワード」です。
このキャンペーンで使用するのは期限切れのクーポンチラシ。クーポンチラシであればドミノピザのものでなくても構いません。同アカウントをフォローし、期限切れクーポンを再利用したおりがみ作品の写真を「#ドミノクーポンおりがみアワード」をつけて投稿することで応募が可能です。
ドミノピザの「クーポン不要でいつでもお持ち帰り半額」というサービスを、使えなくなったクーポンを再利用したおりがみ作品コンテストというユニークなコンテストキャンペーンでPRした事例となっています。
ドミノピザでは、日頃のInstagramアカウント運用だけでなく、ピザアカデミーや試食会など、自社のファンとつながりコミュニティを形成していく取り組みに積極的に取り組んでいます。このキャンペーンのユニークな企画も、ドミノピザファンに好意的に受け取られ、エンゲージメントを高めることに成功した事例です。
▶ここがポイント!
- 使用できなくなったクーポンを利用したユニークなコンテストキャンペーン
- 「クーポン不要でいつでもお持ち帰り半額」をPR
- ピザアカデミーや試食会など、日頃からファンとのつながり構築に取り組んでいる同社が、キャンペーンを通してさらにファンとのエンゲージメントを高めている
TikTokの注目キャンペーン事例5選
Z世代だけでなく、ユーザーの年齢層を着実に増やしているTikTok。マーケティングや販促活動にTikTokを活用する企業も増えており、これまで主流となっていたリップシンクやダンス動画だけでなく、グルメや観光など様々な種類の動画が投稿されるようになっています。
企業のTikTok活用事例やポイントを解説しました。
▶TikTok企業アカウント運用事例10選!活用のポイントを解説
今回はTikTokを活用したキャンペーンの注目事例としてピックアップしたのは、以下の5つの事例です。
事例①ロッテ「#雪見のばしチャレンジ キャンペーン」
▶キャンペーン概要
雪見だいふくを食べる動画をSNS上にたくさん作り出すことに成功したキャンペーンが、ロッテの実施した「#雪見のばしチャレンジ キャンペーン」です。
このキャンペーンは、X(Twitter)、Instagram、TikTokの3つのアカウントから応募が可能。それぞれの公式SNSアカウントをフォローし、ハッシュタグ「#雪見のばしチャレンジ」とともに、雪見だいふくの大福生地部分をめいっぱい伸ばして食べる動画を投稿することで応募が完了します。チャレンジ系のキャンペーンはTikTokではよく行われていますが、そのほかのSNSにも間口を広げたことで応募者数を最大化。おいしそうに雪見だいふくを食べる動画UGCが各SNS上にたくさん集まりました。また、優秀作品は動画広告のクリエイティブとして利用されるインセンティブが用意されており、動画UGCを活用した広告クリエイティブの確保にもつながっている事例です。
▶ここがポイント!
- TikTokだけでなく、X(Twitter)・Instagramからも応募が可能
- 商品をおいしくたのしく食べる動画UGCを大量生成
- 動画広告クリエイティブにも活用
TikTok広告を始めたい、始めたばかりの担当者必見!
▶【2023年版・初心者向け】TikTok広告の特徴と種類まとめ。出し方や成功事例も紹介
事例②丸亀製麺「#シェイクうどんやってみた」キャンペーン
▶キャンペーン概要
丸亀製麺が今年5月に発売した「シェイクうどん」。透明なカップに入ったうどんをシェイクしてから食べるという新しい形のこの商品のPRとして行われたのが「#シェイクうどんやってみた」キャンペーンです。
このキャンペーンはX(Twitter)とTikTokで同時開催されました。「うどんをシェイクするとどんな感じになるのか」「実際食べてみてどうなのか」などの、未体験の新商品に対する疑問を解決する材料として、ユーザーが実際にシェイクうどんを食べたりシェイクしたりしている様子の投稿を募集。楽しそうに新しい商品を試しているユーザー目線の動画UGCをたくさん生み出すことに成功しています。なお、この「シェイクうどん」は渋谷トレンドリサーチが発表した高校生の中で「今年一番流行った食べ物ランキング」では3位に選ばれる(※)など、話題化も実現しました。
※)【2023年総括!高校生最新トレンドランキング】全8項目!流行語や話題のポーズなどを発表! |渋谷トレンドリサーチ
▶ここがポイント!
- TikTokとX(旧Twitter)同時開催で認知拡大
- 楽しく新商品のレビューをしている動画UGCを生み出し、商品の話題化につなげる
若年層に向けたマーケティング施策に興味のある方におすすめの記事がこちらです。
▶Z世代マーケティングで成功するには?事例5選+ポイント解説
事例③ビッグエコー公式「フォロー&いいね」キャンペーン
▶キャンペーン概要
ビッグエコー公式TikTokアカウントが実施したのは、ビッグエコーの35周年を記念した特別キャンペーンとして行われた、「フォロー&いいね」キャンペーンです。このキャンペーンは公式アカウントをフォローし、キャンペーン対象投稿にいいねをするというシンプルなもの。参加したユーザーは、もれなく利用料の総額(部屋代、飲食代)から20%オフされるインセンティブを受け取ることができます。
確実に特典を得られるというこのキャンペーンを通して、同アカウントはフォロワーを獲得し、さらに実店舗への来店促進に成功しました。
▶ここがポイント!
- 公式アカウントフォロー&いいねのシンプルなTikTokキャンペーン
- 画面をみせることで割引というインセンティブを用意し、ダイレクトな集客とフォロワー獲得を両立
事例④しまむら「超しまむら学園TikTok部」
▶キャンペーン概要
ハッシュタグ投稿キャンペーンでブランドアンバサダーを発掘しているのは、しまむらの「超しまむら学園TikTok部」企画です。
この企画は、十代をターゲットとしたフェス「超十代」とコラボして実施されています。「超しまむら学園TikTok部」は、しまむらの情報やファッショントレンド、最新の推しスタイリングなどをTikTokでハッシュタグ「#超しまむら学園」をつけて発信していく誰でも参加可能な新しいコミュニティ。そしてそのコミュニティを引っ張っていくアンバサダーとして、超十代の公式YouTubeチャンネルで放送しているコンテンツ「超しまむら学園」の参加メンバーを募集するハッシュタグ投稿キャンペーンを実施しました。
TikTok上のコミュニティを、同世代から支持されるクリエイターとともに盛り上げることに成功している事例です。
▶ここがポイント!
- 十代をターゲットとしたフェスとコラボ
- TikTok上に広がる新しいコミュニティを盛り上げるアンバサダーを投稿キャンペーンで発掘
- 同世代の子から支持されているクリエイターのブランドアンバサダーとしての活動を支援し、ターゲット世代にブランドをPR
事例⑤別マ公式「TikTok推し動画キャンペーン」
▶キャンペーン概要
少女漫画雑誌「別冊マーガレット」の公式TikTokアカウントで今年3回行われたのが「TikTok推し動画キャンペーン」です。
これは、同アカウントをフォローし、ピックアップされた同誌掲載漫画のPR動画を指定ハッシュタグをつけて投稿することで参加ができます。動画を作るためのもととなる画像は公式HPで配布されており、ユーザーはより手軽に動画を作ることが可能となりました。
このキャンペーンでは、こうした参加しやすくなる工夫によってたくさんの漫画試し読み動画UGCをTikTok上に生成。参加ユーザーがキャンペーンハッシュタグ以外にも、漫画好きが多く使うハッシュタグを一緒につけて投稿する様子がみられるなど、広くコンテンツをPRすることに成功しました。
▶ここがポイント!
- 動画のネタ画像を公式HPで配布して動画作成がさらに簡単に
- たくさんの漫画試し読み動画UGCがTikTok上に発生
- 漫画好きが多く使うハッシュタグを自主的に使って投稿する参加者によってコンテンツが広くPRされた
いかがでしたか?今回は2023年に行われたSNSキャンペーンの注目事例をご紹介しました。ぜひ2024年の施策設計にお役立てください。