ご好評につき第3弾!プロモーションにスマートフォンアプリを利用した事例をまとめてご紹介いたします!

 

 
こんにちは、SMMLabの赤松です。
今月20日に、ソフトバンク、au、そして、NTTドコモから、iPhone 5sとiPhone 5cが新発売されました。スマホユーザーのさらなる増加、アクティブユーザー率の向上を背景に、スマホアプリを活用した企業のプロモーションも魅力度を増しています!
前回ご好評いただいた第3弾!プロモーションにスマホアプリを利用した事例を様々な目的・業種別にご紹介いたします。
ユーザーには、どんな機能・仕掛けが響くのでしょうか。
紹介している事例では、ユーザーが魅力に感じる機能を備えることで、リピートさせたり、来店を促すなど、既存顧客のファンの深化、さらには、新たなファン層の開拓にも成功しています。
これからスマホアプリを活用したいという方も、すでに自社で活用しているスマホアプリがある方も、ぜひご参考になさってください。
・第1弾:【スマホアプリの活用術 業種・目的別】スマートフォンアプリを利用した話題のプロモーション事例9選!
・第2弾:【スマホアプリの活用術 業種・目的別 第2弾!】スマートフォンアプリを利用した話題のプロモーション事例9選!

 
1. レアな機能で、もっと恐い、新しい体験を!(エンタメ施設編)

映画『貞子3D2』 最恐アトラクションアプリ「スマ4D」
URL:http://www.sadako3d.jp/suma4d/index.html
公開中の映画『貞子3D2』では3Dで「飛び出す貞子!」に加え、専用劇場でスマホアプリを使い、映画本編に連動した別次元の恐怖が体感できるアプリを公開しています。その名も「スマ4D(スマフォーディー)」!上映中、スマホの電源をONにしておくと、「劇中の電話が、自分にかかってくる」、「カメラのフラッシュが突然連続で光る」など、映画本編にあわせて、スマホが動き出すそう。新たな体験を生み出すコンテンツで、さらなる恐怖を体験できるとあって、人気のアプリになっています。
 
2. 毎日のユーザーの体調を管理する機能で、身近な存在に!(小売・サービス編)

楽天キレイ℃ナビ
URL:http://kidona.rakuten.co.jp/lp/femaledisorders/?scid=mi_ifs_pc_mail_text_00_20130904
「楽天キレイ℃ナビ」は、付属の基礎体温計とスマホアプリを連動させて、女性の基礎体温・リズムを管理できる、月額料金170円の有料サービス。内閣官房参与(少子化対策・子育て支援担当)吉村泰典先生監修で、毎日のリズムに基づく、心・肌・体のアドバイスしてもらえるもの。毎日の記録を管理するのが大変、せっかく買っても続けられない、という女性の声を受け、低額で気軽に続けられるサービスとして、ユーザー目線の設計が成功しています。毎日の体調を管理するサービスを提供することで、信頼できる身近な存在になり、ファンの深化や既存サービス利用にもつながっていそうですね。
 
3.自社商品を利用したAR企画で、ブランド認知&購買促進!(食品メーカー編)

ネスレ キットカットx絢香 スペシャル3Dライブ
URL:http://nestle.jp/brand/kit/40thcampaign/
ネスレが実施中の「キットカット日本発売40周年キャンペーン」。キットカットx絢香のコラボレーション企画として、綾香のキャンペーン描き下ろしソングをスペシャル3Dライブ(ARアプリ)で楽しめます。パッケージにスマホをかざすと、パッケージ上に綾香が登場。また、3つの味で異なるライブが見られる上、3つすべての味を集めると、メイキングムービーを見ることができるコンプリート企画も。ファンなら全部見たくなりますね!これまでも、CMのBGMをスマホに聴かせる企画を開催するなど、スマホアプリを使ったキャンペーンが得意なネスレ。今後もどんなキャンペーンが展開されるか注目です!
 
4. ゲーミフィケーション型O2Oサービスで、楽しみながら認知アップ!(ポイントサービス編)

共通ポイントサービスPontaのアプリ「Pontaタイム(ポンタイム)」
URL:http://www.ponta.jp/c/app/
全国21, 900店舗で利用できる共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」。Pontaを、よりおトクに楽しむためのアプリ「Pontaタイム(ポンタイム)」は、『ゲーミフィケーション型O2Oサービス』となっています。アプリで遊んでいると降ってきたり落ちていたりする「葉っぱ」のアイコン”ハッパー”を集めたり、友だち登録などのアクションにより、様々なバッジやおこづかいポイントを獲得可能。店舗でのPontaカード利用もポイントに反映され、リアルと連動させて楽しめる機能も。これらで貯まるおこづかいポイントは、Pontaの提携社で使えるPontaポイントに変換できます。楽しく使いながらポイントを貯めることができ、来店&認知につなげていますね。
 
5.便利な機能で、自社サービスの利用促進&ファンの深化へ!(宅配サービス編)

パルシステムのスマホアプリ「きほんの離乳食」
URL:http://kosodate.pal-system.co.jp/app/index.html?press_release
http://www.pal.or.jp/press/2013/130909/(1万ダウンロード突破)
パルシステムのスマホアプリ「きほんの離乳食」。リリース1ヶ月で1万ダウンロードを突破したそうです。離乳食のお役立ち情報を提供しており、アプリの情報やレシピはすべて、管理栄養士・坂弘子さん監修。250点以上のレシピが素材・月齢で簡単に検索できるほか、便利な調理器具の紹介や、調理のテクニック、おかゆの作り方、だしのとり方、離乳食のNG食材など、新米ママ&パパにもわかりやすく使いやすい点が人気のようです。安心・安全な食材を扱ったり、ママたちが集まるSNSを運営していたりと、子育て応援に力を入れているパルシステム。毎日の離乳食作りに苦労しているママも多く、困ったとき、いつでもすぐに片手でわかるアプリを通して、身近な存在になっていますね。利用促進やファンの深化につながっています。
 
6.ゲーミフィケーションでブランド認知&店頭チャージでO2O施策に!(メーカー編)

シマンテック(ノートン)ARシューティングゲームアプリ「ウイルス スカウター」
URL:https://www.campaignnorton.com/appsavenet/pc.html
シマンテック(ノートン)は、ゲームアプリ「ウイルス スカウター」を公開しています。「ウイルス スカウター」を360度動かしてウイルスを探し出し、制限時間内にできるだけ多くのウイルスを駆除するARシューティングゲーム。キャンペーン期間中は、合計スコアを競い合い、毎週月曜日24時の時点で、その週のスコアランキングを確定。毎週ランキング上位10名に、電子マネーギフトをプレゼント。また、ゲーム内に登場するウイルスを駆除する武器の充電が減った場合は、店頭で対象商品をスキャンするとチャージできる仕組みも。自社サービスに合ったテーマでのゲームにすることで、楽しんでもらいながらブランド認知の役割も果たしていますね。店頭チャージでO2O施策になっているところも秀逸なキャンペーン設計です!
 
7.ご当地人気キャラの情報発信で、足を運ばせる動機付けに!(サービス・観光編)

スマートひかりタウン熊本プロジェクト 「くまロケ」
URL:https://aic.smart-hikari.jp/lp/
大人気キャラクター”くまモン”がお知らせする、旬なくまもとロケーション情報「くまロケ」。熊本県内の交通拠点、観光地、熊本市中心市街地等の各種情報を提供するアプリです。Wi-Fiをオンにしておくと、熊本市中心市街地や阿蘇くまもと空港など全10エリアある対象地点に入ったことを自動で認識し、PUSHでお知らせしてくれる機能も。 耳寄り情報やクーポン情報など、人気キャラがご当地ならではの情報を発信してくれます。訪れることになったら必ずダウンロードしてしまいそうですね。なお、本アプリは、熊本県、熊本市、NTT西日本の3者による『スマートひかりタウン熊本プロジェクト』の「Wi-Fiを活用した地域活性化に関する共同トライアル」の一環として提供されているそう。 地域活性化・PRにスマホアプリの活用が増えていますね!
 
8.もっと楽しめる機能でファン作り、ユーザーの声を活かした番組に!(テレビ編)


毎日放送(MBS)「情熱大陸」
URL:http://www.mbs.jp/apps/jounetsu/
毎日放送(MBS)「情熱大陸」と連動した公式アプリを公開しています。番組連動のタイマー機能や放送と同期した機能で、番組を楽しめるアプリです。現在話題になっているのは、9月29日に放送される、本アプリの開発にも携わった、開発ユニット「AR三兄弟」の長男・川田十夢さんの放送分。本アプリを利用して、生中継で「大実験」を行うそう。番組内で画面を分割して放送されるAKB48のライブ映像の中から、ユーザーが選んだカメラの映像を見続けることができるというもの。さらに、アプリと放送を連動させ、アプリ側で選ばれたデータの統計や上昇率などを計測することで、テレビの本放送に反映する試みも。最も見られているメンバーを最も大きい画面にするなどの企画を予定しているそうで、どんな放送が展開されるのか注目ですね!今後も、このようなスマホ連動の新しいスタイルの番組が増えそうです。
 
 
いかがでしたでしょうか?
どのアプリも、どんな要素がユーザーに求められているのか、継続して使ってもらうにはどんな機能が必要なのか、しっかり抽出し、設計されていますね。
また、ダウンロードページを見ると、レビューや評価、インストール数(Google playのみ)でアプリの人気度がチェックできます。更新日(アップデート)、レビューなどを見れば、ユーザーの意見を反映した改善をしているか、作りっぱなしになっていないかもチェックできますね。PDCAを回し、よりよいアプリに育てていくことも大切です。
すでに自社で活用しているスマホアプリがある方は、ぜひ見直してみてはいかがでしょうか。
ぜひご参考になさってください!
 


弊社アライドアーキテクツでは、スマートフォンサイト制作、アプリの受託開発を含めたオウンドメディア構築運用支援を行っています。
スマホのマーケティング活用にお悩みの際は、ぜひご相談ください。

 
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