1週間後に迫ったハロウィーンは「仮装」という非日常的な体験によって、ソーシャルメディアでも盛り上がるイベントの一つですね。せっかくのチャンスを上手くキャンペーンに活かすために、リアルイベント✕Facebook連動のO2O成功事例を参考にしてください!

 


 
 
こんにちは、SMMLabの藤田です。
 
モバイルデバイスの進化と普及によって、リアルイベントは顧客体験をソーシャルメディアで可視化する機会として、大変重要になってきています。そこで今回は、オンラインからオフラインのO2Oに留まらず、さらにオンラインでの話題作りに成功した事例を参考に、Facebookをリアルイベントと連動させるアイディアを紹介したいと思います。
 
 

GapとELLEgirlのコラボイベント

http://ellegirl.jp/article/gap-harajuku-0831event-13-0807/
 

 
 
Gapフラッグシップ原宿のショーウィンドウで、仲間と一緒にチームでマネキンモデルとして入り、ファッションシューティングを体験できるというイベント。
ネットでの事前募集から抽選で選ばれたチームをフォトグラファーが撮影した写真は、後日ELLEgirlのFacebook上に掲載。「いいね!」が最も多かった優勝チームはELLEgirlの公式サイトやGAPの運営するファッションコミュニティーで世界中のおしゃれブロガーと一緒に紹介されました。また、撮影当日の模様をSNSにUPし、その画面をレジにてご提示した人にも、割引クーポンをプレゼントするなど、「その時その場に居た」ということがそのままイベント体験に繋がる設計となっていました。
 
参考:【ad:tech東京2013レポート(2)】
ソーシャルメディアとモバイルによる体験価値上昇時代のブランド戦略とは?
http://smmlab.jp/?p=25241
 
 
 

ラッシュジャパン「FIGHTING ANIMAL TESTINGオンラインキャンペーン」

Facebookキャンペーン:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/10462
http://www.youtube.com/watch?v=7p_RD5b7dxM(YouTube/新宿篇)
http://www.youtube.com/watch?v=QtBnd-KEJuw (YouTube/神戸篇)
 

 
ラッシュジャパンでは、”化粧品の動物実験に反対する”署名を集めるショートムービーのフラッシュモブ参加者を、Facebookページのみで300人以上集めました。さらに撮影イベント当日には、完成したムービーを視聴することでヒントが得られるクイズに答えて応募するFacebookキャンペーンの告知フライヤーを配布し、イベント後のFacebook連携を実現。完成したショートムービーも話題となりました。
※フラッシュモブとはインターネットを通じて連絡を取り合った大勢の人々が、突如としてある場所に一斉に集まり、目的の行動を実行後すぐに解散するパフォーマンスのこと
 
 
以上、2つの事例はどちらも、イベントに参加することで得られる特別な体験をソーシャルメディアで可視化することで、「参加したい」「体験をシェアしたい」という欲求をイベント後のオンライン施策へ繋げることに成功しています。さらに、情報流通の即時性を高めるために、モバイルデバイスを活用した共有手段を提供すれば、イベントの体験価値を更に向上させることが出来るでしょう。
 
 
 

ハロウィーンをモバイルデバイスによってO2O化するFacebookキャンペーン事例

 

英国風パブ HUB | 82ALE HOUSE

http://www.pub-82.com/campaign/#halloweenfb
 
仮装パーティーという店内イベントを可視化した画像を、その場でFacebookに投稿することで参加できるキャンペーン。投稿された画像への「いいね!」をコンテンストの投票にすることで、イベント後のFacebookページの盛り上げにつなげています。特別なツールは使っていませんが、「ハロウィーンを楽しみたい」自然な生活者行動を理解した設計だといえるでしょう。
 
 
 
 
 
 

ユニバーサルスタジオジャパン

http://www.usjhalloween2013.com/HHN/
 

 
ハロウィーン限定イベントに参加した際に撮影した「Vine」の動画をFacebookやTwitterに投稿することで参加できるキャンペーン。投稿された動画は「みんなが体験した恐怖の6秒」と題してキャンペーンサイトにまとめられており、それが他者の参加したくなる動機付けとなっています。
 
 
 
 
ソーシャルメディアと連動させるリアルイベントを企画する際には、季節を感じる行事や社会的な流行、時事ニュースなどを取り入れると、ソーシャルメディア上でシェアされた時に話題になりやすいでしょう。そのためには、日頃からソーシャルメディア上で話題になっているトピックをチェックしたり、年中行事やイベントをまとめた販促カレンダーなどを参考にしてみてはいかがでしょうか?
 
 

「話題なう」

http://promo.search.yahoo.co.jp/realtime/wadainow/
 

 
Yahoo!リアルタイム検索のスマホアプリ「話題なう」では、FacebookやTwitterのトピックをチェックすることが出来ます。
 
 
無料で入手できる「販促カレンダー」には毎日の投稿のヒントも沢山詰まっています。
・株式会社オリコミサービス 販促カレンダー
http://www.orikomi.co.jp/cgi-bin/calendar.cgi
・株式会社朝日オリコミ
http://www.asaori.co.jp/orikomi/
・一般社団法人日本POPサミット協会
販売促進・催事カレンダー
http://bit.ly/1fTO788
 
 
 
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