ターゲットがアクティブなタイミングを逃さずに興味をそそる情報を届け、その瞬間に爆発的なエンゲージメントを生むことで注目を浴びている、Twitter広告について改めてご紹介します。

 
こんにちは、SMMLabの大森です。
アメリカの中堅・中小企業の間では、Twitterのフォロワーを通じたポジティブなバイラル効果を実感しているとの調査結果もでており、マーケティングにおける活用価値が今までにも増して注目されているTwitter。
今回は、通常の運用と並行することでその効果倍増が期待できる!?Twitter広告の基本をまとめました。
 
Twitterの特徴とビジネス活用のメリットおさらい
まず、Twitterの特徴と、企業のマーケティングに利用する際のメリットについて簡単に確認します。
 

●月間アクティブユーザー:全世界で2億3, 000万
●ツイート数:全世界で平均5億ツイート/日
●ユーザーの76%がモバイルからのアクセス
→140文字のテキストの発信という手軽さと、リアルタイム性の高さからモバイルユーザーが圧倒的。
 
参照:https://business.twitter.com/ja/whos-twitter
 
実際の友人とフォロー/フォロワーの関係でつながっていることもありますが、Twitter上で知り合った趣味・興味・関心が似ているユーザーとのつながり(インタレストグラフ)が強い傾向にあります。当然ながらツイートされる内容もユーザー自身が高い関心を持っている事柄に関することで溢れています。
 
企業などのアカウントを一般ユーザーがフォローし、企業のツイートをRT(拡散)すると、そのユーザーのフォロワーにもツイートが届きます。先述の通り、ユーザー同士はインタレストグラフで繋がっているので、フォロワーのフォロワーも、RTされた企業のツイートに興味を示す可能性が非常に高いです。また、リアルタイム性が高いフロー型のメディアのため、RTやフォロワーが短期間で波及的に増えていくことも期待できます。
 
Twitter広告のメリットとしては、ユーザーのプロフィール属性(性別、年代、居住地域など)だけでなく、タイムライン上でのキーワードなどでのターゲットの絞り込みがしやすい点です。また、元々ユーザーが興味を持っている事柄に関して、ユーザーに気軽に話しかけるような感覚で、さり気なくプッシュすることができます。その結果、ターゲットと接点を持つだけでなく、その先にあるゴール(販促、Webトラフィックの増加、フォロワー数のアップなど)に直結しやすいといえます。
 
 
Twitter広告の種類
●プロモツイート
ツイートを幅広いユーザーに届けることができます。以下2種類があり、ユーザーがツイートに反応し、エンゲージメントが生まれると課金される仕組みです。
 
1)プロモツイートinタイムライン
ユーザーのタイムラインのうち、1ツイート分の枠を購入して、そこに出稿するイメージの「プロモツイートinタイムライン」。Facebookでいう、ページポストアド(プロモートポスト)のような広告です。

NikeStoreJapanのTwitterアカウントでは、関連アカウントをフォローしているユーザーに対して、発売間近の限定商品を販売しているオンラインショップへ、プロモツイートで誘導しています。


2)プロモツイートinサーチ
指定したキーワードでユーザーがTwitter内検索をした際、検索結果の最上位に自社のツイートを表示させることができます。
 
●プロモトレンド
「トレンド」と呼ばれる、Twitter内で大きく話題になっているキーワードをピックアップするスペース(下部↓画像参照)に、指定のキーワード、もしくはハッシュタグを表示させることが出来ます。
ユーザーがトレンドキーワード/ハッシュタグをクリックすると、企業(広告主)のツイートに飛ぶため、発信したい新しいトレンドを、多くのユーザーに訴求できます。

https://business.twitter.com/ja/products/promoted-trends

 

●プロモアカウント
フォロワーを獲得するのに効果的です。ターゲットと興味範囲が似ている、フォローして情報を受け取ってみることを薦められる「おすすめユーザー」欄に企業(広告主)のアカウントを表示させるものです。
フォロワーを獲得した後は、キャンペーン情報などフォロワーにとって有益な情報を提供したり、コミュニケーションを取っていく必要がります。コミュニケーションを重ねることで、フォロワーがエバンジェリストとなり、自社のツイートを拡散してくれるユーザーが増えることが期待できます。

▲出稿企業のフォロワーのフォロワーに対して表示されるプロモアカウント

 

広告のツイート、アカウントにはどれも「プロモーション」のラベルが付与されるため、ステマや、やらせを疑われる心配はありません。

また、リアルタイムで広告効果をトラッキングできる分析レポート機能もあり、ユーザーインサイトも把握しやすいといえます。

 

 

まとめ
いずれの広告タイプにも共通するポイントとして、
 
Relevance:関連性(プロフィールやフォロワー関係から割り出される、興味関心での細かいターゲティング)
Resonance:共鳴(インタレストグラフで繋がるフォロワー間でのクチコミ波及)
Real-time:リアルタイム(モバイルで、細目にチェックしているユーザーが多い中で、ターゲットと繋がる瞬間は無限大。訴求すべき適切なタイミングに備えて準備しておくことが重要です。)
 
が、挙げられます。
 
つまり、ターゲットとするユーザーの興味・関心に対して、そこに合った話題(ツイート)を、タイミングを逃さず発信して接点を持つことができれば、短時間の間に爆発的なエンゲージメントを得ることも可能になります。
 
参考:グリコポッキー ブランドが消費者を巻き込み興味関心だけでなく購入を促進した方法
https://business.twitter.com/ja/sucrcess-stories/glico-pocky
 
この3つのRを押さえて、トラフィックや売上への貢献も確認できた事例も多数あるTwitter広告活用、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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