4月27日(米国時間)、Instagramが絵文字ハッシュタグ機能を発表しました。

 
 

リリース記事(英語)
Three New Filters and Emoji Hashtags
http://blog.instagram.com/post/117527615957/three-new-filters-and-emoji-hashtags
 
絵文字ハッシュタグ機能では、1つまたは複数の絵文字を使ったハッシュタグ、テキストと絵文字を組み合わせたハッシュタグをキャプションに記載することが可能に。また、検索ページのハッシュタグから絵文字での検索に加え、キャプションに記載された絵文字ハッシュタグをタップして特定のハッシュタグで投稿された写真・動画を一覧で閲覧することもできるようになりました。
絵文字はご存知の通り日本発祥の文化ですが、2013年ごろから海外でも人気となって、そのまま「Emoji」と呼ばれているんですね。
さらにInstagarmでは「Emoji」に関する技術を「Emojineering」と名付けて、かなり研究してきたようです。
参考記事
Emojineering Part 1: Machine Learning for Emoji Trends
http://instagram-engineering.tumblr.com/post/117889701472/emojineering-part-1-machine-learning-for-emoji
 
この記事によると、インスタグラム上ではすでに投稿の約半分に絵文字が使われているそうで、グローバルでの人気絵文字ランキングトップ10はこんな感じだそうです。

出典:http://news.mynavi.jp/news/2015/04/28/511/
 
実際に絵文字ハッシュタグを検索してみるとこんな感じ。
 


 
従来のハッシュタグよりも含む意味合いが広い分、多様な「気分」が可視化されているのが分かりますね。
 
そして、現在絵文字を最も頻繁に使用する国別のランキングはこちら。
1位 フィンランド
2位 フランス
3位 英国
4位 ドイツ
5位 イタリア
6位 ロシア
7位 スペイン
8位 日本
9位 アメリカ
10位 ブラジル
「絵文字」発祥の日本が8位というのはちょっと意外な気もしますが、InstagramでのEmoji人気からブーム再燃となれば、一気に利用度が上がるのではないでしょうか。
 
さて、今回の「絵文字ハッシュタグ機能」追加によって、Instagramでは全てのコミュニケーションが絵文字だけで成り立つようになりました。テキストよりも、より感情の源泉に近づくアプローチとして、絵文字の利用が高まると、コミュニケーションの非言語化がますます進むことでしょう。
Instagramをマーケティングに活用するためには、この「非言語コミュニケーション」の世界を理解することが、ますます重要になりそうです。
 
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