話題のソーシャルメディアキャンペーンをまとめてご紹介!
こんにちは、SMMLabの藤田です。
毎週お届けしている“話題のソーシャルメディアキャンペーン事例”。
話題になったキャンペーンから、企画内容や「話題」となったポイント、マーケティングプランにソーシャルメディアをどう取り入れていくかなどを、ぜひご参考ください!
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コフレドール 体験型イベント連動キャンペーン『あなたの「キセキの一枚®」をシェアしよう!』
URL:http://coffretdor-andlove.com/campaign/
企業名:株式会社カネボウ化粧品(コフレドール)
利用メディア(ツール):Instagram、Twitter、アプリ
実施期間:2015年10月~
コフレドールは数量限定で発売する「コフレドール パーティコフレ」のプロモーションとして、ブランド初となる体験イベント「COFFRET D’OR Make-up Lounge ~PARTY COFFRET&LOVE~(コフレドール メイクアップラウンジ パーティコフレ アンド ラブ)」を開催。
このイベントではプロによるメイクで、パーティシーンを背景にカメラマンが撮影した写真を、専用アプリでポスター風や雑誌の表紙風に加工出来る「キセキの一枚®」体験を提供。合わせてTwitter、Instagramを使ったハッシュタグ・キャンペーンを実施しています。
最近、コスメブランドでは、特別な体験が出来るイベントとSNSを連動したキャンペーンが定番化していますが、パーティーシーズンを前にしたタイミングと「キセキの一枚®」という女心をくすぐるコンセプトの組み合わせが秀逸です。
パンパース 約900種類の未来予測?!はじめての数だけ、大きくなあれ
URL:https://pampers.babycome.ne.jp/
企業名:P&Gジャパン(パンパース)
利用メディア(ツール):オウンドメディア、Facebook、Twitter、Instagramなど
実施期間:2015年10月〜
パンパースは「はじめての数だけ、大きくなあれ」キャンペーン特設サイト(https://pampers.babycome.ne.jp/)を開設。赤ちゃんの「はじめて」写真、日付、赤ちゃんの名前を入力すると、「はじめて」シーンから連想される赤ちゃんの未来の可能性が表示され、携帯端末に保存して壁紙やアイコンとして楽しめる他、各種SNSでもシェアできます。
『つい見逃してしまいがちな赤ちゃんの小さな「はじめて」に注目するきっかけを作る』というコンセプトを、キャンペーンだけでなくTVCMやニュースリリースでの調査データ発表(http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000006237.html)と連動して訴求している全体設計が参考になります。
愛知県 名所からグルメまで『モノスゴ愛知クチコミ投稿キャンペーン』
URL:https://kuchikomi.monosugo-aichi.jp/content/monosugo
企業名:愛知県振興部観光局観光振興課
利用メディア(ツール):Twitter、Instagram、オリジナルアプリ
実施期間:2015年9月〜
愛知県による俳優の松平健さんを起用したPRキャンペーン「モノスゴ愛知」が話題となっていますが、特設サイトでは、TwitterやInstagramの他オリジナルアプリから、愛知県の魅力が伝わる画像を投稿すると名産品が当たる、クチコミ投稿キャンペーンも実施しています。
政府が「地方創生」政策に力を入れていることもあって、ご当地PRが大変盛り上がっているため、話題となるためにはかなり工夫が必要となってきています。起用タレントの人選やコンセプトの奇抜さに注目しがちですが、その地域の魅力を伝えるという点では、「クチコミ」を活用した企画を用意することも大切ですね。
ヒロインメイク 簡単レシート応募『買って当たる!レシートキャンペーン』
URL:http://www.isehan.co.jp/heroine/cp/2015/10th/receipt/
企業名:株式会社伊勢半(ヒロインメイク)
利用メディア(ツール):Facebook、Twitter、Instagram,LINE、Google、Yahoo
実施期間:2015年10月〜
ヒロインメイクでは、対象商品を購入したレシートを撮影した画像投稿で応募できるキャンペーンを実施。商品購入を応募の条件としたマストバイと言われる施策は、売上に直結してキャンペーンの成果がわかりやすいため企業には魅力的ですが、生活者にとっては参加ハードルが高くなります。
このキャンペーンでは、FacebookやTwitterだけでなく、LINEやGoogle、Yahooといったサービスからでも参加出来る「マルチエントランス」を採用しているほか、参加方法を動画で紹介するなど、「参加しやすくなる」工夫がされています。
XLARGE®×セクシーボーイ 画像Twで応募『コラボ香水を当てろ!プレゼントキャンペーン』
URL:http://www.fits-japan.com/products/product_brand/xlarge_sexyboy/
企業名:株式会社 フィッツコーポレーション(セクシーボーイ)
利用メディア(ツール):Twitter
実施期間:2015年10月〜
フレグランスブランド「セクシーボーイ」は、アパレルブランド「XLARGE®」とコラボした限定デザインの商品PRのためにTwitterキャンペーンを開催。ビジュアルが特徴である商品ということで、単なるリツイートではなく、三種類の限定デザインから好みのものを選び、その画像をTwitterに投稿してもらうという参加方法になっています。参加者には見て・選んで・投稿するというフローを踏むことで、限定デザインが自然と記憶に残る「刷り込み」効果が期待でき、Twitter上では訴求したい限定デザインを拡散することが出来る設計です。
モンテール 公式キャラのコスチューム人気投票『あなたが見たいシュークリーム先輩はどれ?』
URL:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/40086
利用メディア(ツール):Facebook
実施期間:2015年10月〜
モンテールは、公式キャラクター『シュークリーム先輩』の誕生日(10月19日)を記念したFacebookキャンペーンを実施。
『毎月19日はシュークリームの日』制定10周年を機に誕生したモンテールの公式キャラクター「シュークリーム先輩」に着せてみたいコスチュームを選ふ人気投票形式で、結果は11月の『シュークリームの日』である19日に公式ツイッターで発表されます。
自社のキャラクターに親しみを持ってもらう施策として人気投票は手軽な施策ですが、「シュークリームの日」という「世の中ゴト」のイベントと上手く絡めることで、キャンペーンにストーリーをもたせていますね。
ヤーマン 育毛休暇願をSNSでシェア『育毛休暇キャンペーン』
URL:http://ikumoukyuuka.com/
企業名:ヤーマン株式会社
利用メディア(ツール):Facebook、Twitter
実施期間:2015年10月〜
ヤーマンは、10月20日の頭髪=トウ(10)ハツ(20)の日に合わせ、育毛休暇キャンペーンをスタート。キャンペーンサイト上で顔写真を撮影するか、画像をアップロードして、自分の顔が入った育毛休暇願を作成。できあがった育毛休暇願を自身のSNSでシェアし、承認を押された数が多かった上位から抽選でスカルプドライヤーをプレゼントします。
コンプレックス商材は情報を拡散するのが難しいと思われていますが、「育毛休暇願」というユニークなアイテムによって、Twitterで拡散しやすい「ネタ」を作り出しています。また、承認数によって当選確率が高まることが拡散の動機付けになっている点が注目です。
■ガイドラインに準拠したFacebookキャンペーンが簡単に開催出来る!
実績豊富なFacebookキャンペーンアプリなら「モニプラ for Facebook」
https://www.aainc.co.jp/service/monipla
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