今月盛り上がっている話題のInstagramキャンペーン事例をまとめてご紹介!
こんにちは、SMMLabの藤田です。
運用型広告の配信も始まり、ますます企業活用が活発になってきている“Instagram”を、上手く利用しているキャンペーンをピックアップしてそのポイントをご紹介します!
■【基礎知識】Instagramとは? (2015/11/25更新情報)
・写真や動画をアート作品のように、フィルタ加工できる画像共有スマホアプリ。
「フィルター加工した写真+ハッシュタグ」が20代女性を中心に人気。
・MAU(Monthly Active Users・月間アクティブユーザー数):
全世界で4億人を突破!(アメリカ以外のユーザーが75%以上)
・1日に投稿される写真は、平均約8, 000万枚に増加!
参考:http://business.instagram.com/
http://jp.techcrunch.com/2015/09/23/20150922instagram-hits-400m-users-just-nine-months-after-announcing-300m/
■日本のユーザー動向データ
・日本のMAUは810万人(2015年6月末)
・1日にInstagramを複数回開く人が54%、1回開く人が25%
あわせて80%弱の人がInstagramを毎日閲覧している
・利用者が企業の投稿に求めるもの
「内容が面白い」(46%)「写真が高品質」(34%)
参考:Instagramは好きなもので溢れる空間/
企業の投稿に求めるものは「量より質」
http://markezine.jp/article/detail/23277
企画内容や「話題」となったポイント、マーケティングプランを参考に、人気・拡散されるコンテンツの秘訣を探りましょう!
―――― 業界INDEX ―――――
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公式アカウント開設記念でフォローするだけキャンペーン:「カルビー女子会応援セット」プレゼントキャンペーン
URL:https://www.instagram.com/calbee_jp/
企業名:カルビー株式会社
実施期間:2015年11月〜
参加方法:11月16日(月)~11月30日(月)に、「カルビー公式インスタグラム」の
アカウントをフォロー。
カルビー株式会社は、公式インスタグラム開始にあたり、11月中に「カルビー公式インスタグラム」アカウントをフォローするだけで抽選対象となるキャンペーンを実施。インセンティブを「カルビー女子会応援セット」とすることで、女性フォロワーの獲得を目指していることが分かります。初期フォロワーのターゲットを絞ることで、伝えるべきメッセージが明確になり、今後の運用がスムーズになるのではないでしょうか。アカウント立ち上げ時の施策として、シンプルですが中長期視点で考えられた企画だと思います。
アプリ内コーデをスクショしてインスタ投稿:#SLYアプリコーデ キャンペーン
URL:http://ameblo.jp/slyshopstaffblog/entry-12095164616.html
企業名:株式会社バロックジャパンリミテッド(SLY)
実施期間:2015年11月〜
参加方法:SLYアプリをダウンロードし、公式アカウントをフォロー。アプリ内のコーディネートで気に入ったものをスクリーンショットし、ハッシュタグ『#SLYアプリコーデ』を付けて投稿。
アパレルブランド「SLY」では、オリジナルアプリに掲載されたコーディネート画像をInstagramにリグラム(再投稿)するキャンペーンを実施しています。直接的にアプリのダウンロードを促進するだけでなく、スクリーンショットを投稿してもらうことによってアプリ内のコンテンツをInstagramに拡散し、アプリユーザー以外の興味喚起にもつながっています。ハッシュタグで投稿がまとまると人気のコーディネートがわかるので、今後のコンテンツに活かすことも出来そうです。自社アプリとInstagramを上手く連動させている事例です。
キャンペーン対象記事をリグラム:jouetie(ジュエティ)「WINTER FAIR CAMPAIGN」
URL:https://www.instagram.com/p/-G0DKfQeqa/?taken-by=jouetie_official
企業名:MARK STYLER株式会社(jouetie)
実施期間:2015年11月〜(既に終了)
参加方法:公式アカウントをフォローした後、期間中にInstagram・Twitterから投稿される「#jt_winter_fair」がついたキャンペーン対象記事の中から、お気に入りのアイテム・コーディネートをリグラム・RTすれば応募完了。
アパレルブランド「jouetie(ジュエティ)」では、公式アカウントの投稿を再投稿するだけのキャンペーンを実施。Instagramの再投稿=リグラムはアクションとしては簡単ですが、公式アプリでは出来ず別途アプリが必要なため、Instagramを使いこなしているヘビーユーザーに限られます。ブランドのファンとInstagramの親和性の高さが把握出来ているからこその企画です。
インスタジェニックな「ひらめき朝食」を#作ってみた:リプトン「ひらめき朝食」を作って投稿!ひらめきマグカップが当たるキャンペーン
URL:http://brand.lipton.jp/leaf/hirameki/present/cook/
企業名:ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング(リプトン)
実施期間:2015年11月〜5ヶ月間
参加方法:公式SNSアカウントをフォローし、自身で作った「ひらめき朝食」の写真に、コメントと指定のハッシュタグをつけて投稿。
紅茶ブランド「リプトン」は、ブランド生誕125周年を記念し、「リプトンひらめき朝食」 キャンペーンを実施。食材から発想を得た自由なアイデアで作る楽しい「ひらめき朝食」のメニュープレートを、公式インスタグラムと、公式ツイッターアカウントで毎日紹介。併せてユーザーが自身で作った「ひらめき朝食」を投稿できるキャンペーンを実施しています。「#リプトンひらめき朝食」の他に、「#作ってみた」というInstagramユーザーがよく使う一般的なハッシュタグも指定することで、キャンペーン自体の認知を広げる工夫がされています。
ブランド名頭文字のイメージ画像コンテスト:EN ROUTEインスタグラムキャンペーン「e」photo contest
URL:http://mediqtto.jp/campaign/
企業名:株式会社ユナイテッドアローズ(EN ROUTE)
実施期間:2015年11月〜(既に終了)
参加方法:公式インスタグラムアカウントをフォローし、EN ROUTEの頭文字である、「e」もしくは「E」を表す画像に、ハッシュタグ「#enroute_tokyo」をつけて投稿。
セレクトショップ「EN ROUTE(アンルート)」では、「EN ROUTE GINZA」オープン1周年記念として、ショップスタッフ発案によるインスタグラムキャンペーンを実施。投稿テーマを、「e」もしくは「E」を表す画像とすることで、ブランド名の想起につなげています。様々な「E」が並ぶハッシュタグのページは、ブランドとファンが世界観を共有しているように見え、ビジュアル・コミュニケーションの好例となっています。
複数お題で投稿しやすさをアップ!:エキスポシティ#EXPOCITY1119Instagram投稿キャンペーン
URL:http://www.expocity-mf.com/cp-photo//
企業名:三井不動産商業マネジメント株式会社(エキスポシティ)
実施期間:2015年11月~
参加方法:4つのテーマのいずれかで撮影した画像に、ハッシュタグ「#EXPOCITY1119」を付けて投稿。
万博記念公園にオープンする日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY/エキスポシティ」では、11月19日のグランドオープンに併せてInstagramキャンペーンを実施。「オープニングイベントに参加してフェイスペイントしたスタッフと撮影する」、「オープニングイベントでフォトプロップス、パネルなどで撮影する」、「エキスポシティ内に設置されたフォトスポットで撮影する」、「顔に『EXPO』の文字を書くか加工する」の4つの方法から選んで参加できるため、リアルイベントの参加者や来場者だけでなく、幅広く参加してもらえるように工夫されています。投稿画像の一覧はとかく散漫な印象になりがちですが、ところどころにしっかりと作りこまれたクリエイティブが挿入されており、全体の印象に統一感をもたせています。
店頭オブジェ撮影投稿でもれなくプレゼント:John masters organics TOKYO1周年記念キャンペーン
URL:https://johnmasters.tokyo/1st_anniv/
企業名:株式会社スタイラ(John masters organics TOKYO)
実施期間:2015年5月~毎月開催中
参加方法:店頭でスノードームを撮影して、「#jmo_snowdome」のハッシュタグとともにインスタグラムに投稿。 投稿した画像を店頭でご提示いただいた方に、ヘア&ボディケアサシェをプレゼント。
ジョンマスターオーガニック日本初の直営ヘアサロンを中心としたライフスタイルストア「john masters organics TOKYO」では、1周年を記念したキャンペーンを実施。期間限定で店頭に設置されているスノードームを撮影し、ハッシュタグ(#jmo_snowdome)とともにインスタグラムに投稿。その投稿画面を店頭で提示すると全員に、その場でヘア&ボディケア製品のスペシャルギフトがプレゼントされます。スノードームは、クリスマスコレクションのテーマ「Dream of Organics」のシンボルであるため、Instagramへの投稿はコレクションの認知拡大にもつながっています。また、投稿者への全員プレゼントが、店舗へ足を運び、Instagramへ画像をアップする動機付けとなっています。
まとめ
いかがでしたか?
ユーザーが、自身のアカウントに投稿したくなるようなテーマ設定や投稿しやすい設計は、Instagramキャンペーンの重要なポイントです。特にInstagarmへの投稿をしやすくする工夫として、スクリーンショットやリグラムなどの活用もぜひご参考下さい。
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