中国では今、日常生活の支払いすべてがスマホひとつで済むほど、電子決済が進化しています。主要な中国電子決済サービスを紹介するとともに中国の「生」の決裁市場を深堀りし、どこにチャンスが眠っているのか、じっくり紐解いていきます。

 

 
 
こんにちは、アイディールの小林です。
 
今更ながら言うまでもありませんが、日本のEC市場における決済手段はクレジットカードや代引きがまだ一般的です(オンライン決済、スマホ決済の動向整理 – 消費者庁 http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/160630shiryo1.pdf )
 
直近ではコンビニ支払いなど他の決済手段も伸びてきていますが、メルカリなどの一部サービスにおいては自社サービス内にエスクローサービスを内包し、販売した売上と購入時に支払うお金を1つにまとめるなど、新たな電子決済の広がりが見られるようになってきました。
 
中国でのスマホを用いた電子決済は、ECの世界だけでなく日常生活においても切っても切り離すことのできない状況になっており、日本とはだいぶ異質な環境になっています。
今回はこの辺りを深堀することで、中国ECのチャンスについて探っていってみたいと思います。
 

 
 
<筆者プロフィール>

小林 淳(Jun Kobayashi)
株式会社アイディール代表。 世界初のモバイルメールのメディア企業、某大手電機メーカー子会社、CRM系企業の役員を経て、2007年株式会社アイディールを設立。 現在は中国に向けた越境ECを中心に、日本のメーカー企業の中国におけるブランディングやセールスを行っている。
中国に向けた越境ECプラットフォーム運営の株式会社アイディール http://ideal-inc.com/
※記事作成アシスタント:株式会社アイディール オペレーションチーム 依田有里佳
 
 

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