日々様々なマーケティング業務にあたっているマーケターの皆さん必見!日々の業務に役立つツールをまとめてご紹介します。

マーケティングツールとは

マーケティングツールとは言葉の通り企業におけるマーケティング活動の効率化や効果改善等を支援するためのツールのことです。
特に昨今はマーケティングのデジタル化が進み、またアプローチ方法も多様化するなかでマーケターの業務量やスピード感は上がっており、これらのツールをうまく活用しながらマーケティング活動を行うことが重要となっています。

マーケティングツールを選ぶための5つのポイント

①目的、マーケティングプロセスに応じた選び方

マーケティングツールと一口に言ってもその種類は様々です。そのため、目的やマーケティングプロセスに応じた選び方をする必要があります。

リードジェネレーション

見込み顧客の発掘を行うフェーズです。自社のサービスや商品に対して関心のある顧客との接点を創出する施策を指しており、具体的にはWEB広告や動画広告、SNS運用やオウンドメディア運用などのコンテンツマーケティングなどの施策が該当します。

このフェーズにおいては

  • アクセス解析ツール
  • SEOツール
  • Web広告ツールなどが使われます。

リードナーチャリング

商品の魅力やポイントを理解してもらう等のコミュニケーションによって、獲得した見込み顧客の購入意欲を高め、将来的な購買につなげるためのフェーズです。
具体的には、ダイレクトメールやウェビナーの実施といった施策が該当します。

このフェーズにおいては

  • MAツール
  • チャットボットツール
  • CRMツール などが使われます。

②予算に沿って検討する

その施策によってどのくらいの成果を見込んでいるのかという予測のもと、ツールの予算を設定してツール選びをすることも大切です。マーケティングツールは無料もの、プランやオプションによって契約金額が変わるものなど様々です。事前にこの予算内で絞り込むという基準を持つことで無駄のないツール選びをすることができます。

③ツールを使いこなすための人員体制の算段を立てる

どんなに有益なマーケティングツールでも、それを使いこなせなければ意味がありません。
ツールの導入にあたっては、現在の人員体制でそれをどう使いこなせるのか、実際に運用する担当者が使いこなすことができそうかなど、きちんと算段を立てる必要があります。

④サポート体制など使いやすさをチェック

マーケティングツールを利用するなかで、疑問が出てきたり、悩みが生じたりすることも考えられます。マーケティングツールの活用を円滑に進めるためにも、トラブルやお悩みに対してきちんとFAQが用意されているか、サポート体制があるかなど、実際に利用する場合の使いやすさのチェックも行うと良いでしょう。

⑤定期的に見直しを行う

ツールは導入して終わりではありません。定期的に導入したツールがきちんとワークしているのかどうか、自社のチームの中で無理が生じていないかなどの見直しを行うことも重要です。

CVR改善に役立ツール

①Letro

UGCと動画コンテンツを量産し、運用することができるツールとしておすすめなのが「Letro」です。
Instagram投稿やレビューなどのUGC、動画など現在のマーケティングには欠かせないクリエイティブの量産、運用を軸とし、生活者に届く訴求や表現を追求することができるツールとなっています。さらにコンテンツの制作からABテスト、効果測定と改善のための分析や立案までツールを活用してPDCAをしっかりと回すことが可能です。
また、2024年3月からは新機能「LetroEditor」の提供も開始。コンテンツごとのクリック率等の成果によって、ノーコードで動画や画像の入れ替えが可能となり、専門的な知識や技術がなくともアクティブに効果検証に基づいたLP運用が実現できる機能として注目されています。

Letroをはじめて知っていただく方向けに、機能やプラン概要を わかりやすくご紹介します。
成果に直結するUGC施策なら「Letro」

②BOTCHAN

ブランド体験の向上によるLTV最大化を実現する”BXプラットフォーム”である「BOTCHAN(ボッチャン)」。」チャットボットの技術を利用し、理解促進から継続、解約まで、企業のECサイトのブランド体験を高めるツールを展開しています。インタラクティブなブランド体験でCVRを向上させる「BOTCHAN EFO」や1to1コミュニケーションによってファンを創出してCVにつなげる「BOTCHAN Engagement」など、チャットボットを利用したCVR改善に効果的なツールが展開されています。

アクセス解析などWeb施策の分析に活用できるツール

③Google Analytics

Webサイトのアクセス解析を行う上で世界的に活用されている「Google Analytics」は、Google社が提供している無料のアクセス解析ツールです。
Googleアカウントを取得すれば、無料で様々な分析機能を使用できますが、特に「特定のサイト(自社のHPやECサイト等)へのユーザーの訪問状況」「訪問したユーザーの分析(年齢や性別居住地など)」を解析することを得意としています。
たくさんの機能を持っているため、使いこなせるようになるまでが大変である場合もある一方、活用方法をまとめた書籍や情報サイトなども多く存在しているので、それらを活用することもおすすめです。

④AIアナリスト

株式会社WACULが提供している「AIアナリスト」は、Google Analytics(GA4)等のデータを分析し、改善ポイントや施策改善ポイントの提案等をおこなってくれる診断ツールです。Google Analyticsの情報と連携することで、手軽にサイトのどこを改善すべきなのかレポートが自動的に出てくるのが最大のポイント。Google Analyticsの活用を始めたものの、データの読み解き方がわからない、データをもとにした打ち手が分からないといった場合に役立つルールです。
導入にあたっての初期費用は10万円。さらにプランによって異なりますが月額10万円から利用することができます。

⑤Ptengine

ひとつのツールでWebマーケティング分析のほとんどの機能を提供しているのが、株式会社Ptmindが提供しているWebマーケティングツール「Ptengineです。ウェブページの流入分析やLPO分析、コンバージョン分析等幅広くアクセス解析を行うことができるほか、コードを使うことなく本格的なABテストを実施したり、リード獲得や導線最適化などサイト来訪ユーザーに対するWeb接客の強化を行うことができます。
無料で始めることができるプランの他、プレミアムプランでは導入や活用を支援する専任カスタマーサクセスマネージャーも配置するなど、予算にあったサービスを利用することが可能です。

SEO、Web広告など集客に活用できるツール

⑥Google Search Console

検索キーワードの把握や、Webサイト自体のチェックに利用できるSEO管理ツールである「Google Search Console(サーチコンソール)」はGoogle社から提供されているWebマーケティングツールです。
Google Analyticsがサイト流入後のアクセス状況を調べるツールであるのに対し、このGoogle Search Consoleでは流入する前の状況を、良く詮索されているキーワードやサイトをもとに調べることができます。2つのツールを連携させ、サイト訪問前から訪問後までを一元化して分析、Webマーケティングの効果を高めていくことができます。

⑦MIERUCA SEO

MIERCAはユーザーがどんな意図で検索を行っているのかや、検索流入ユーザーの行動からSEO・コンテンツの課題を発見するためのツールです。
自社のページにどのような検索をするユーザーを流入させることで成果があがるのか等を可視化し、SEO施策の改善とコンテンツ制作に役立つ機能を利用することができます。
初心者向けの学習コンテンツなども充実しており、これから本格的にコンテンツマーケティングやSEO対策に取り組みたい企業にもおすすめのツールとなっています。

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⑧Shirofune

Googleやヤフー広告、各種SNS広告の運用を自動化するツールである「Shirofune 」。AIを活用し、広告の初期設定から予算管理・入札最適化、運用改善、広告効果の可視化、レポート作成・分析までを自動化することができるツールです。
リソースに制限があり思ったように広告施策を最適化できない、他の施策との兼ね合いもあって負担を減らしたい等のお悩みのある担当者におすすめのツールとなっています。

⑨ADEBiS

広告効果測定ツールのひとつとして人気の高い「AD EBis」。cookie規制による広告効果測定の難化も指摘される中、このツールは1st party dateを活用しており、これまでと変わらない効果測定環境を提供しています。またユーザーがどの施策、どのコンテンツに触れてコンバージョンしたのかまでの流れを可視化することで、顧客理解を深めることも可能となっています。

MAツールなど顧客・見込み顧客への活動を効率化できるツール

⑩Adobe Marketo Engage(マルケト)

Adbe社が提供しているMAツールの「Adobe Marketo Engage」はアプリケーションが豊富なうえ、利用企業がそれぞれ柔軟にカスタマイズして利用することができるMAツールです。顧客の新規獲得からLTVをあげてロイヤル顧客化させるに至るまで、各種の施策を一元的に管理し、顧客との円滑な関係構築を助けてくれるツールです。
豊富な機能があるツールのため、マーケティングのスキルに特化した担当者がいる企業に特におすすめのツールとなっています。

⑪SATORI

初心者にも使いやすいシンプルなデザインが評判のMAツールである「SATORI」。名前がわかっている(既にリード化している)顧客だけではなく、匿名の見込み顧客との接点を構築できることがポイント。Webサイト内の行動履歴を把握、興味関心の高い見込み顧客を発見し、アプローチすべき最適なタイミングで知らせてくれるなど、顧客獲得に強いツールとなっています。

クリエイティブ制作に活用できるツール

⑫ペライチ

簡単な操作で気軽にHPやLPを作成できることが評判の「ペライチ」。テンプレートを選択し、画像や文字入れをするだけのたった3ステップで操作できるので、初めてLPを作成する担当者にも使いやすいツールとなっています。テンプレートは業種や用途、デザインのイメージから選択することができるので、イメージに近いテンプレートを手軽に探すことできます。

いかがでしたか?
今回はマーケターの日々の業務に役立つツールまとめをお届けしました。ぜひ日々の業務にお役立てください。