SNSのマーケティング活用において重要施策であるハッシュタグキャンペーンを成功させるために…10のアイディアをご紹介します!

 
【保存版】 #ハッシュタグキャンペーン を成功に導く10のアイディア
 
こんにちは、アライドアーキテクツの金濱です。
これまで3回に渡って、ハッシュタグマーケティングに関するノウハウを発信してきました。
今回は、より実践でご活用いただける「ハッシュタグキャンペーンを成功に導くアイディア」についてご紹介したいと思います。
ぜひキャンペーン企画時にご参考ください!
 
 

ハッシュタグ設計編

 

1. ハッシュタグはキャンペーンオリジナルのものに

応募者へのプレゼントを用意している場合、キャンペーン専用ハッシュタグを投稿している人の中から当選者を選定しDM(ダイレクトメッセージ)で連絡をします。
ハッシュタグをキャンペーン固有のものにしていないとキャンペーンに参加した意識のないユーザーに連絡をしてしまう可能性も高くなるため、できるかぎりオリジナルの言葉に設定しましょう。
 

2. ハッシュタグはユーザーが投稿したくなるコピーに

ハッシュタグキャンペーンでは、自分のSNSアカウントへの投稿が参加の必須条件となっている点が一般的なWEBの応募型キャンペーンと大きく違う点です。
そのためブランドが一方的に広めたいメッセージをハッシュタグにしても、ユーザーに投稿したくないと思われてしまったら元も子もありません。
投稿を促すために応募者プレゼントの設計は重要ですが、プレゼントのみをインセンティブにして投稿を促すのではなくSNSユーザーや自社のファンが「自分ごと」として投稿したくなるようなコピーや企画にすることが大事です。
 
 
 

キャンペーン告知編

3. 商品購入者やイベント参加者に告知をする

Twitterでは「大喜利」などのようにアイディア投稿系の企画が成り立つのに対してInstagramでは写真または動画の投稿が必須になるため、参加者が何かしらの「体験」をしている必要があります。
商品同封するチラシやイベント会場内のポスターなどでキャンペーンを告知し、「体験」をしたユーザーがキャンペーンに参加できるような導線を作りましょう。
 

4. 商品の写真投稿が必須の場合は事前サンプリングと組み合わせる

商品の投稿が必須の場合でも、すでに店頭に並んでいる商品の場合はパッケージの制約により購入者に告知をすることが難しいことがあると思います。そのような場合は、事前にサンプリングを実施してキャンペーン初期の盛り上がりを演出しましょう。
商品サンプリングしたユーザーの投稿文言を企業側が指定するとそれを見る一般のSNSユーザーに不快感を与える原因にもなりますので、なるべく自分の言葉で投稿してもらうようにすることがポイントです。質の高い投稿を集めるためにはハッシュタグコピーや企画の設計などを工夫するのがよいですね。
 

5. ハッシュタグはあらゆるところで告知する

ハッシュタグをOOHで告知している例
ハッシュタグキャンペーンを盛り上げるためには、ハッシュタグ自体の認知を高めるプロモーションも有効です。
ハッシュタグの認知を高めるとブランドに関してそのハッシュタグで検索してくれるユーザーが増え、ハッシュタグがクチコミの集積場所として機能するようになります。
最近は検索エンジンではなくSNSで商品情報を検索するユーザーも増えているため、ハッシュタグの認知が高まるとそのハッシュタグでのクチコミ検索も活発になるでしょう。
オウンドメディア、自社のSNSアカウント、メルマガ、店頭など使える媒体ですべて使ってハッシュタグを浸透させましょう。
 
 
 
 
 
 

さらにキャンペーンを盛り上げるための裏技アイディア編

 

6. プロダクトにハッシュタグを統合する

最近では、商品そのものにハッシュタグが付いている例も増えてきました。
たとえば、海外のキットカットには「#mybreak」というハッシュタグが刻印されています。
これなら、わざわざ「SNSに投稿しよう!」や「プレゼントがあたる」と書かれていなくても自然にSNSに投稿したくなる心理になりませんか?


 
他にも曲のタイトルをハッシュタグ化している例もあります。
The Chainsmokersというグループの#SELFIE という曲はYouTubeからTwitterへシェアされたときに自動でハッシュタグ化されるタイトルになっています。
 
The Chainsmokersというグループの#SELFIE という曲はYouTubeからTwitterへシェアされたときに自動でハッシュタグ化されるタイトルになっています
 
ブログやWEBサービスなどTwitter上でシェアしてもらいたいコンテンツは、キーワードを「ハッシュタグ化」してしまうことで興味関心の近いユーザーにリーチさせてみるのもよいアイディアでしょう。
この記事のタイトルも実験的に「ハッシュタグ化」し、Twitterでシェアされたときに他のユーザーのシェアと繋がるような仕組みにしてみました。
 

7. インフルエンサーを活用する

InstagrammerやYouTuberなどのインフルエンサーを巻き込むことも、盛り上がるキャンペーンのポイントです。
Instagramらしい写真がインスタジェニックと呼ばれているように、SNSにはそれぞれで受け入れられるトンマナや世界観があります。インフルエンサーはプラットフォームの特性を活かしたコンテンツを作成することに長けているため、SNS上でブランドイメージを上手に伝えてくれることでしょう。自分に似ている人や憧れている人から受ける情報は高い信頼性をもって受け入れられますので、インフルエンサーの活用はSNSマーケティングにおいて有効な施策といえます。
 

8. 関連ハッシュタグを付けてもらう

キャンペーン専用のハッシュタグとは別に、ブランドに関連するハッシュタグをいくつかおすすめして投稿のリーチを増やしましょう。
たとえば、ある炭酸飲料の投稿キャンペーンであれば、「#爽快」といったブランドイメージに関する一般名刺や「#炭酸」という商品カテゴリに関するハッシュタグを付けてもらうなどが考えられます。
海で撮影した写真には「#海」、街で撮影した写真には「#街」を付けてもらい、最後に「#海」賞、「#街」賞を決めるなど企画と連動したサブハッシュタグを付けてもらうと盛り上がるかもしれません。
 
ブランド名「#シェラトン舞浜」に加え、「#ウェディング」も投稿してらもうことで、 キャンペーン参加者の投稿がウェディングに興味関心があるユーザーにInstagram上でリーチ

ブランド名「#シェラトン舞浜」に加え、「#ウェディング」も投稿してらもうことで、
キャンペーン参加者の投稿がウェディングに興味関心があるユーザーにInstagram上でリーチ

 

9. 投稿写真の凡例をつける

ヘアレシピInstaキャンペーンの投稿例
どんな写真をすればよいのか分からず投稿前に離脱されては困りますが、そんなときに有効なのが凡例です。
たとえば、ヘアレシピというシャンプーブランドはインフルエンサーの方の投稿をおTIPSとして紹介することで、参加者がおしゃれな写真を取ることをブランド側が支援しています。
どんな写真がおしゃれなのか、どんな投稿にいいねが集まるのかユーザーに教えることで投稿へのハードルをさげている秀逸な企画例です。
 
 
 
 
 
 
 

10. 当選人数は少なめに

当選者への連絡はDMで行うため、当選人数が多いとその分コミュニケーションが大変になります。
前述の通りプレゼントの数や豪華さではなくブランドを自分ごと化して発信してもらうことをユーザーの投稿モチベーションにし、当選人数は10名程度にするのがよいでしょう。
 
 
以上、ハッシュタグキャンペーン設計のポイントを10個紹介いたしました。
ブランドがユーザーを巻き込む施策として有効なハッシュタグキャンペーン。
SNSを使ったプロモーション施策として、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。
 
 


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