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3つのキーワードから考える!2013年のソーシャルメディアマーケティング展望

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投稿日: 2013年1月4日

2012年はFacebookを中心としたソーシャルメディアが広く普及し、企業の活用も本格化した1年となりましたが、2013年はどのような1年になるのでしょうか? 3つのキーワードから2013年のソーシャルメディアマーケティングを考えてみました。


The Social Media Road Map
“The Social Media Road Map” by David Schwen

 

あけましておめでとうございます! SMMLabの藤田です。

2012年、「ソーシャル」はマーケティング領域だけに留まらず、企業活動全体へとその影響力を広げました。企業は「ソーシャルメディア」をツールとして活用するだけではなく、「ソーシャル」の中でどう存在していくかを問われ始めています。そこで今年最初のSMMLabブログは、2013年のソーシャルメディアマーケティングを考えるためにおさえておきたい、3つのキーワードをピックアップしました。

 

 

1.SoLoMo


iphone_2
“iphone_2” by Wallace Design House

 

ソーシャル(Social)、ローカル(Local)、モバイル(mobile)の頭文字をとった「SoLoMo」というキーワードが、日本でも度々話題となりましたが、2012年は主にそれぞれの技術的な側面に注目が集まっていたと言えるのではないでしょうか?

 

・Social


Facebook、Twitter以外にもLINEやPathといったクローズドのSNSが人気となり、より広くより多くの人とつながることから、ごく限られた人と深くつながる関係性が重視されつつあるのではないでしょうか? また、TwitterのハッシュタグやTumblr、Pinterestなどのように興味関心でつながる「インタレストグラフ」の注目度も高まるでしょう。

 

・Local

位置情報の活用という点において「ロケーション」の意で捉えられることが多かった2012年でしたが、今年は「ローカル」という“地域”に密着した活動に焦点が集まると考えられます。ソーシャルメディアによって広くつながったネットワークが、それぞれのローカル・ポイントにおいてそのコミュニケーション深度を増していくイメージです。

 

・Mobile

スマートフォンとタブレットの普及が更に進み一般化することによって、情報に対して受動的なユーザーが急増することが考えられます。そのためチェックインのような能動的なアクションを促進するサービスよりも、クーポンやバーコード、AR(拡張現実)といった、現地での体験をより充実させるための受動的なサービスが消費者に支持される可能性が高いと考えられます。スマートフォンにおける「Push」での情報配信は、よりタイムリーでありパーソナルであることが求められるでしょう。

 

モバイルデバイスの進化によって、いつでもどこでもソーシャルネットワークにアクセス出来るようになった今、消費者行動におけるソーシャルとリアルのシームレス化はますます進むと考えられます。個人のライフスタイルによってソーシャルメディアの活用法も大きく違ってくるため、企業は自社のターゲットユーザーをしっかりと見つめていく必要があるでしょう。

 

■参考記事
【ad:tech東京2012レポート(2)】
ソーシャルメディアによってマーケティングはどう変わっているのか?
http://smmlab.jp/?p=13888

Googleが考えるマーケティング近未来図と
野村総研が説くソーシャルメディア時代の「プライバシー」問題
【モバイル&ソーシャルWEEK2012 レポート】
http://smmlab.jp/?p=10640

 

 

 

2.コミュニティ

 

LuMaxArt Full Spectrum Unity Puzzle
“LuMaxArt Full Spectrum Unity Puzzle” by lumaxart

 

企業はソーシャルメディアを通じて多くの人々と繋がることが出来るようになりました。しかし繋がっただけでいいのでしょうか? 2013年は繋がった人たちと、どう関係性を深めていくかを考える1年になるでしょう。そのためのキーワードが「コミュニティ」です。

興味関心で集まった人々が情報交換をしながら交流を深めていく「コミュニティ」は、企業とユーザーだけでなく、ユーザーとユーザーが繋がることでグループ全体の関係性を深めていくことが出来ます。ただし、企業はコミュニティの主役ではなく、あくまでも参加者であるユーザーの居心地の良い場や会話のきっかけを提供する存在であることが求められます。そのため「コミュニティ」運営は一見、企業利益から遠いように思われるかもしれませんが、「コミュニティ」によるエンゲージメントの高まりは、LTV(生涯顧客価値)を向上させたり、「エバンジェリスト」や「アンバサダー」といった影響力の強いサポーターを産み出すメリットがあります。また、「コミュニティ」で第三者に語られることによって、ブランドや製品の存在価値や差別化が進化する可能性もあります。「コミュニティ」を運営することで今ある企業価値を最大化するだけでなく、新しい価値を創造することも可能なのです。

 

■参考記事
ワンステップ上を目指す!
Facebookページを「コミュニティ」として進化させるための5つのC
http://smmlab.jp/?p=12096

【ヒント満載!】ファン生成コンテンツを上手く活用しているFacebookページ15選
http://smmlab.jp/?p=15260

 

 

3.インテグレーション(統合)

 

SpectrumG00108_www.lumaxart.com
“SpectrumG00108_www.lumaxart.com” by lumaxart

 

2012年、企業のソーシャルメディア活用が急速に拡大し、その利用チャネルも多様化しました。Twitter、Facebookのみならず、PinterestやLINEなど、公式アカウントを複数開設する企業も増えています。急増した生活者とのタッチポイントをどう有機的に統合していくか? 2013年は「インテグレーション」を考え始める1年になると考えられます。

まず、O2OやAR(拡張現実)、ソーシャルテレビ、ビッグデータ、ソーシャルCRMといった、ソーシャルネットワーク上での新しい取り組みは、ソーシャルとリアルを融合するための要素として、引き続き2013年も注目され、より実践的な取り組みが増えると思われます。

参考記事
NFC、AR、音声認識など新技術を活用したプロモーション事例7選
http://smmlab.jp/?p=11414

「O2O」とは?絶対知っておきたい注目のマーケティング用語!
http://smmlab.jp/?p=13218

 

さらにマスメディアやオウンドメディアといった既存のメディアと、ソーシャルメディアをどう統合していくのかを考えた時、今までのメディアの延長線上にある新しいチャネルとしてではなく、マスメディアとオウンドメディア、リアルとソーシャルの間を埋める、生活者とのコミュニケーションの場として立体的にその役割を考えてみる必要があります。

「LINE」を大ヒットさせたNHN JapanのCMO舛田氏は、「LINEのTVCMは既存ユーザーがクチコミしやすくすることが目的だった。現在、マスメディアで得られるリーチの効果を上げるためには、ソーシャルメディアで築いたファンベースが絶対に必要」だといいます。
※全世界5,500万ユーザーを突破!『LINE』を大ヒットさせたマーケティング戦略とは?
NHN Japan株式会社 舛田淳氏【キーパーソンインタビュー】(1/2)
http://smmlab.jp/?p=11258

マスメディアの補完ではなく、まず「ソーシャルありき」でマーケティング・コミュニケーションを再構築する段階が来ているといえるでしょう。

 

また、ソーシャルメディア活用はプラットフォームへの依存が高いため、急な仕様変更などに振り回されるデメリットを感じる担当者の方も増えているようです。ソーシャルメディアで培ったコミュニケーションのノウハウを元に、自社サイトなどのオウンドメディアをソーシャル化していき、ハブとしてコミュニケーションを集約していくという企業も増えるのではないでしょうか?

 

そして、こうした「ソーシャルありき」のスタンスはマーケティング領域のみならず、企業そのものの在り方にも影響してきています。広報部、宣伝部、マーケティング部、企画部、CSR部、お客様相談室など、ソーシャルメディアに関わる部署が一貫した「企業メッセージ」を発信し続けていけるか? という企業内の統合も大きな課題の一つになりそうです。

 

■参考記事
ソーシャルメディア最先端企業から学ぶ!
社内でソーシャルメディア運用体制を整える際の4つのポイント
http://smmlab.jp/?p=3628

 

 

今回ご紹介した3つのキーワードからは、ソーシャルメディアはもはや単なるマーケティングツールの一つではなく、企業そのものが「ソーシャル」に根ざした存在に変化する必要があることがお分かりいただけたかと思います。2013年はぜひ、ソーシャルメディア前提マーケティングとして考えてみてください。

SMMLabでは今年もソーシャルメディアを企業マーケティングに活用するための情報を、幅広くご紹介していきたいと考えています。本年もどうぞご愛読のほど、よろしくお願いします。

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