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【企業担当者に聞くSMM最前線】地方こそソーシャルメディア活用!岐阜県高山市の和菓子店、福壽庵のFacebookを通じた地域密着型コミュニケーション

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投稿日: 2013年7月5日

ソーシャルメディアマーケティング(以下SMM)に積極的に取り組まれている企業の担当者に、現場でのSMM活動の実際についてお聞きするインタビューシリーズ【企業担当者に聞くSMM最前線】

こんにちは、SMM Labの大森です。

先日SMM Labは、「飛騨こそソーシャル! Facebookを正しく理解する Facebookビジネス活用セミナー」にお招きいただき、岐阜県・飛騨高山に出張してまいりました!

今回は、同セミナーにも登壇され、地元・飛騨高山の中でも「Facebookページへの注力ぶりは指折り」と評判の和菓子店、福壽庵 西田進也氏にお話をうかがってきました。
西田氏が店長を務める福壽庵は、周りはほとんど田んぼ、小売店や飲食店も数km行かないとないような(失礼ながら…)絵に描いたような田舎に位置。(にも関わらず取材に伺った土曜の午前中は、ひっきりなしにお客さんが訪れていました!)

福壽庵Facebookページは2012年6月に開設し、ファン数は約500人。オリジナルキャラクター”フクジュマン”による日々の投稿が人気で、「話題にしている人」は、ファンの半数近くの約240人(6月末時点)と、高い反応率を維持しています。

地域に根ざした「お客さんとのコミュニケーション」を追求する西田氏のお話は、地方・中小企業におけるFacebookページ活用の参考にしていただけるはずです!

 


直接コミュニケーションを取り、お客さんとの距離を縮められるのがFacebook

――そもそもFacebookページを始めようと思ったきっかけを教えてください。
東日本大震災を機に、もっと地元の人や、お客さんとのつながりを作りたいと感じたのがきっかけです。それまで全国向けのECモールに出店して、各地から注文を受けて、満足する売上も上げていたんですけど、”売ったら売りっぱなし”という一方通行な感じが引っ掛かっていた。そんなこともあって「何か(地元のお客さんとつながりを持つために)できないかな」と考えながらECモールは退店して、自社サイトをつくりました。でもサイトの更新作業って素人にはなかなか難しいし、情報出したら出しっぱなしじゃないですか。そんなときにFacebookが流行っていると聞いて、まずは個人で始めてみました。

 

    西田さんが個人アカウントで投稿した"メガいちご大福"

――Facebookページ開設までの経緯はどういったものでしたか?
店のページを作る前提で、個人のFacebookアカウントを作ったんです。まずは個人で使って、Facebookがどんなものかを知ろうと思って。それである日、自店の看板商品の”いちご大福”の特大版、”メガいちご大福”(写真:右)を自分のタイムラインに投稿してみたんです。そしたら、いいね!やコメントでの反応がものすごく良くて。「これは店のページを持ってもいけるかも」とピンときました。

 

――たしかにインパクトの大きい写真ですね(笑)。そこからFacebookページを運営するにあたって、目標などはありましたか?
やっぱりFacebookを通じたコミュニケーションで、お客さんとの距離を縮めることですね。
ECモールを退店した理由のひとつでもあるんですけど、別に和菓子(の商品自体)をたくさん売りたい訳じゃないんですよ(笑)

どこか洋菓子より地味だったり存在感が薄かったりする和菓子を、もっと生活に密着したものにしたい、和菓子を食べて喜んでくれる人を増やしたい、という気持ちが店を開くときからあって。そういう想いとか、最近流行ってるコンビニスイーツとはまた違う”専門店なりの良さ”なんかもFacebookを通じて伝えていきたいという想いもあります。

 

――いいね!の数やコメント数、売上など数字の部分だけではないんですね。
そうですね、やっぱりいつも来てくれるお客さんや、地元の人など身近な人から和菓子の魅力を広めていく、距離を縮めるというのが一番なので。

 

――ファンとの距離を縮めるために具体的にFacebookページで工夫していることがあれば聞かせてください。

店のキャラクターであるフクジュマンを使ったクイズなどファンがアクションをしたくなる投稿や、見た人が楽しんでくれてアクションを起こしたくなる内容で飽きさせないよう心掛けています。

クエスチョンを使って、新商品の大福に入れる具材をアンケートしてみたのも反響が大きかったです。実際にアンケート結果から、新商品の「マンゴーパッション生クリーム大福」が完成しました。一緒に何かを作る企画がしたかったというよりは、これもコミュニケーションのため。ファンの思いを理解できたし、ファンとの一体感が得られたことで、ソーシャルメディアならではの深いコミュニケーションが出来たと満足していますね。

 

左)アンケートの投稿 右)アンケート結果を報告する投稿

 

店の中でもお客さんと会話を生むようにしてるんですよ。お店に来てくれた人に試食を配ったり、オープンキッチンにしてライブ感を演出するのも、コミュニケーションのきっかけのひとつです。

 

感覚的にだけど、実店舗でもFacebookの効果を感じる

――コミュニケーションという軸はFacebookでもリアルでも変わらず意識していることなんですね。Facebook以外の場でFacebookページの効果を感じることや、「やっててよかった」と思うことはありますか?
自社サイトへの流入元が、Google、Yahoo!、Facebookになったことは大きな効果だと感じます。それから以前から出稿している地元のフリーペーパーでFacebookページの告知をしたら、新規いいね!が増えたり。後から知ったんですけど、これ、トリプルメディアですよね。連携させることで、それぞれ効果を感じてます。

あとは感覚的にですけど、売上にも貢献していると思いますよ。Facebookでつながった人が新規でお客さんとしてお店に来てくれたこともあります。逆にいつもお店に来てくれる人がFacebookを見てくれていたりも。
(こちら↓のように、実店舗での声を受けて、Facebookを始めたばかりのお客さんへ向けて「いいね!」の仕方をレクチャーする投稿もしています)

――最後に、Facebookセミナーにパネラーとして参加されるなど、地元・飛騨高山ではビジネスでのFacebook活用の先駆者としても注目を浴びていることについて、ご自身ではどう思われるかお聞かせください。
たまたまフクジュマンっていうキャラクターがあったから、そういう風に言ってもらえてるだけだと自分では思ってるんですけど…。
何より自分自身新しいもの好きで、先陣切って新しいことを取り入れて、周りに影響を与えるためにやってるという気持ちはあります。「地方だから」とか捕われずに企業も人も、もっとFacebook使ってみればいいのに、って思いますね。

 

プロフィール

西田 進也氏
株式会社 創・福壽庵

飛騨高山の和菓子処 福壽庵 公式サイト:http://www.fukujuan.com/
Facebookページ「福壽庵(ふくじゅあん)」:https://www.facebook.com/fukujuan


<インタビュー後記>
Facebookページを活用できているポイントに関して西田氏は、「フクジュマンというキャラクターのお蔭」と謙遜していましたが、”Facebookを使うこと”を目的とせず、「お客さんとのコミュニケーション」という着地点をしっかりと設定していることが秘訣だと私は感じました。当然といえば当然のことように思えますが、気付かぬうちに、”Facebookを使うこと”や、”いいね!を集めること”に翻弄されていませんか?「地域の人に和菓子の魅力をもっと伝えたい」というメッセージを具体化・発信し、お客様とコミュニケーションを取るためのひとつのツールとしてFacebookや、新たなメディアを取り入れていこうという西田氏の姿勢がとても印象的でした。(SMM Lab大森)

 

■【企業担当者に聞くSMM最前線】
・EC事業者4社による座談会:http://smmlab.jp/?p=21583

・株式会社井田両国堂 安部 明日夏氏:http://smmlab.jp/?p=19184

・株式会社マウスコンピューター 畦田 寛之氏:http://smmlab.jp/?p=15472

・RSN JAPAN 株式会社(リーデルジャパン) ウォルフガング J.アンギャル氏・西村 敏雄氏:http://smmlab.jp/?p=14934

・株式会社ネクスト 四宮雅樹氏・石川歩氏 :http://smmlab.jp/?p=8780

・株式会社リクルート HRカンパニー 原田芳江氏:http://smmlab.jp/?p=6545

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