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「3Dプロジェクションマッピング(3DPM)」とは?〜今知っておきたい!要注目のマーケティング・キーワード〜

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投稿日: 2014年2月6日

最近良く聞く「3Dプロジェクションマッピング(3DPM)」という言葉、あなたは正確な意味が分かりますか?なんとなく分かっているつもりの今どきマーケティング用語を、SMMLabがやさしく解説します!


「3Dプロジェクションマッピング」とは?〜今知っておきたい!要注目のマーケティング・キーワード〜

あゆみ プロフィール

 

 

用語説明:【3Dプロジェクションマッピング(3D Projection Mapping)=3DPM】

 

プロジェクターによる映像データを、物体や建築物などに立体面の形状にあわせて投影することで、特殊な視覚効果を生み出す映像表現技術のこと。プロジェクションマッピングは、Projection(投影)とMapping(割当て)を組み合わせた造語。

従来の「プロジェクションマッピング」は、1つの視点(対面)から映像を見る2D(2次元)であったのに対して、現在注目されている「3Dプロジェクションマッピング(3DPM)」は360度どこからでも映像を見ることが出来るため、多くの聴衆を集めて行われる大規模なイベントやショーに用いられることが多い。

 

市場調査会社によると、3DPMの市場規模は2012年は約600億円だったが、2015年には3,250億円に拡大すると予測されている。

出典:「2013 3Dプロジェクションマッピングのビジネス展開と市場動向」
市場調査・コンサルティング会社株式会社シード・プランニング調べ

http://www.seedplanning.co.jp/press/2013/2013051001.html

 

 

解説

 

プロジェクションマッピングという技術自体は、芸術分野を中心に90年代後半から利用されていましたが、2006年頃から多方面へ徐々に広まり、2008年に北京五輪開会式の演出で採用されたことで、世界的に注目されるようになりました。

日本では2010年頃から急速に普及し、2012年に行われた東京駅丸の内駅舎の復原完成記念イベントでの3Dプロジェクションマッピングが大変話題になったことから、人々の関心を集める新しいエンターテインメントとして、ビジネス活用への期待が大きくなっています。

 

 

 

企業が3DPMに注目しておくべきポイントとは?

 

3DPMは日頃見慣れた建物や身近な空間を、デジタル技術で「バーチャル」にデザイン・演出することで、特別な「非日常」を創りだすことが出来ます。そして、その時その場に居なければ体験できないという「限定感」と、同時に多くの人と感動を共有する「高揚感」が「体験」の価値を向上させるため、大きな集客効果を上げることが出来ます。

 

また、映像と音楽による圧倒的な迫力は人々を深く惹きつけ、インパクトのある体験として記憶に残り、ソーシャルメディアでの共有動機を喚起します。3DPMの視覚的なインパクトはソーシャルメディア上でも伝播性が高く、事後の拡散も期待出来ることもビジネス的には大きな魅力となるでしょう。

 

 

3DPMという技術を企業プロモーションにどう応用していくか?

 

しかし、スペースの確保や周囲の明るさ、天候といった上映環境等の制限があり、日本では法律的、環境的な制約も多いため、街頭での大掛かりな実施はハードルが高い場合があります。そのため、企業プロモーションでの利用には、屋内空間やより身近な物質を対象にした3DPMも増えています。さらにスマホやタブレットをプロジェクター代わりに活用した、よりパーソナルなプロジェクションマッピングのアイディアも出始めています。

 

 

 

 

AUDITOIRE – Carte de Voeux 2014 from Auditoire on Vimeo

フランスのデジタルエージェンシー「Auditoire」は、セルフプロモーションの一環として、スマートフォンをセットするだけで手軽にプロジェクションマッピングが楽しめるグリーティングカードを制作。カードに印刷されているQRコードを読み取り、スマートフォンをセットするとカードでつくった凱旋門に映像が投影され、プロジェクションマッピングが楽しめるというもの。

 

 

 

バンダイから発売された「ハコビジョン」は、「3Dプロジェクションマッピング」の映像体験を手のひらサイズで再現する食玩。1月25日(土)にスイス・ダボスで開催された「ダボス会議」 “Japan Lunch”にて、日本の最先端IT技術として先行展示された。

 

 

プロジェクションマッピングが今後増々普及していくと、技術的な目新しさだけでは共感や共有を得ることが難しくなっていきます。より強く深い体験を提供するためには「参加型」の企画なども必要となるでしょう。しかし、ビジュアルやストーリーを通じて、どんなメッセージを伝えていくのかが、何よりも大切なのは間違いありません。技術の先進性に振り回されるのではなく、ツールの一つとして冷静に活用していきたいものです。

 

 

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イラスト:速瀬 みさき

1993年よりホラー誌デビュー。漫画家として活動しながらエッセイ、イラスト、
デザインなども手掛ける。近著コミックスは、メイド喫茶にバイトで潜入取材漫画。
広告代理店勤務の夫を持ちながらも、マーケティングなにそれ?状態で執筆中!

公式サイト : http://www.nanacom.com/

Facebookページ : http://www.facebook.com/hayase.mi

用語解説:ソーシャルメディアマーケティングラボ

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