Facebookページでの写真/画像投稿をもっと魅力的に見せるには??好評につき、第三弾!アイデアがきらりと光るFacebookページ事例を3つご紹介。


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Facebookページ運用に欠かせない、写真/画像投稿。ですが、撮った写真をただ投稿するだけでマンネリ化してしまっている・・、どんな写真が魅力的なのかわからない・・、など、写真や画像の投稿に関してお悩みの方も多いのではないでしょうか?
今回は、日本国内でFacebookを活用する企業事例をWebマーケターが解説するブログ「Facebookプロモーション国内事例集」より、参考事例をご紹介いたします。ご好評につき、第三弾です! (参照:第一弾 第二弾
添える文章や企画によって、画像をより魅力的に見せています。一目見てファンがいいねやシェアをしたくなるような仕掛けが満載です!
 
*本記事は「Facebookプロモーション国内事例集」からの転載です。(SMM Labにて一部編集してお届けします)
 

永谷園生姜部/株式会社永谷園

https://www.facebook.com/shougabu
Facebook 活用 事例 プロモーション 永谷園生姜部/株式会社永谷園 カバー
 
最初にご紹介するのは、生姜に本気で取り組む永谷園の社員で結成された永谷園生姜部のFacebookページ。
Facebookページを何百、何千と見ていると、立ち上がったばかりの投稿が少ないFacebookページでも「これは今後盛り上がるな」ということを嗅ぎ分けられるようになってきます。
今回ご紹介する永谷園生姜部のFacebookページもその中のひとつ。立ち上げ当初から気になっていた、とても好きなページです。コンテンツがユニークで、中の人の本気度が伝わってくるのです。
 
話しかけやすくなる!キャラクターや言い回し
Facebookページに限らず、ブログやTwitterでも共通していることなのですが、記事に永谷園生姜部のショウくんが登場します。これが何とも言えないかんじのユルさで、思わず話かけたくなるのです。
Facebook 活用 事例 プロモーション 永谷園生姜部/株式会社永谷園
 
また、ショウくんはじめ、登場する社員の言い回しには「~ショウガ」「チャイ」など生姜に関するワードが使われています。なんだかコミュニケーションのハードルが下がって、話しかけやすくなりますよね。コメント欄には、この言い回しを使ったファンからの書き込みが見受けられます。
 
その場で消費できるコンテンツ
川柳や見立てしょうがなど、ニュースフィードに投稿が流れてきた瞬間に消費できるコンテンツを提供しています。
Facebook 活用 事例 プロモーション 永谷園生姜部/株式会社永谷園
 
こういった類のコンテンツはアイデア勝負ですが、見事なものは瞬時に「いいね!」を押してしまいますよね。
Facebook 活用 事例 プロモーション 永谷園生姜部/株式会社永谷園
 
特に、暦や流行にあわせた内容は多くの反応が集まっています。
 
生姜にまつわるアレコレ
レシピや豆知識的なネタはFacebookページではすっかり定番ですが、このページでも紹介しています。その季節や流行とうまく絡められると「いいね!」されやすいですよね。
Facebook 活用 事例 プロモーション 永谷園生姜部/株式会社永谷園
 
このページの場合は、本体サイトである永谷園生姜部のサイトのコンテンツ自体が充実しているようです。これからの投稿も楽しみですね。
 
 

ヘパリーゼ(ゼリア新薬)

https://www.facebook.com/hepalyse
Facebook 活用 事例 プロモーション ヘパリーゼ(ゼリア新薬) カバー
 
続いて、画像の使い方が見事!な事例、ヘパリーゼ(ゼリア新薬)のFacebookページをご紹介します。
現在、ファンが約4万人ですが、ひとつの投稿につく「いいね!」などの反応数はコンスタントに300~500件ほどのページです。
 
ファンの状況にあわせた投稿
花火とあわせたり、一週間の終わりに「お疲れ様」というメッセージとともに週末らしい写真を載せたりと、旬や生活シーンにあわせた写真を投稿しています。
Facebook 活用 事例 プロモーション ヘパリーゼ(ゼリア新薬)
 
季節を感じて「いいね!」したり、週末の心境に共鳴したりするため思わず「いいね!」してしまいますよね。
こちらのように、俳句をつけた投稿も見受けられます。画像だけの投稿のほうが場合によってはインパクトがあるかもしれませんね。
Facebook 活用 事例 プロモーション ヘパリーゼ(ゼリア新薬) 
 
このように、画像を見るだけでファンの感情を少しでも動かせるような投稿は、ファンとのライトなコミュニケーションを取るのにピッタリですね。
結果的にページ自体を盛り上げる効果があります。かつ、ヘパリーゼの投稿画像には必ず商品を写しこんでいるので、商品がユーザーの目に触れる機会にもなります。一石二鳥です。
 
企画の過程をシェア
Facebookの企画過程を公開しています。こちらは、キャラウター選定の様子。このように、過程をオープンにし前々から知っておいてもらうことで、実際その企画が始まったりキャラクターが決まったりした際により親近感をもってもらえる可能性があるでしょう。
Facebook 活用 事例 プロモーション ヘパリーゼ(ゼリア新薬)
 
このページで行っているわけではないですが、期間限定のキャンペーンなどの企画を公開すれば、過程のシェア自体が周知活動の一部にもなりますね。
 
クイズを出す
クイズを出す、という手法はファンとのコミュニケーションを活性化させるための定番です。ヘパリーゼでもクイズを出題しています。クイズの出し方にもいろいろあります。URLの先に答えを載せる方法や、時間差でコメント欄に答えを書くもの、解説が複雑な場合は別投稿で発表するなどです。
Facebook 活用 事例 プロモーション ヘパリーゼ(ゼリア新薬) 
 
ヘパリーゼは、すぐに答えがわかる完結型のクイズを出しています。工夫点をいくつかご紹介しましょう。
・「もっと見る」を押すと答えが出てくる
・画像を上手く使って注目度を上げている
・フリーアンサーだと難しいタイプのクイズだからか、選択肢を用意している
などです。次々と投稿が流れて行ってしまうニュースフィード上で、ファンの目に留まり、その場で楽しめるようにしていることがポイントですね。
 
質問型の広告でコミュニケ―ションを取りながらページの存在を知ってもらう
ヘパリーゼを知ったきっかけを投稿できいています。うまいなと思うことが2点。
Facebook 活用 事例 プロモーション ヘパリーゼ(ゼリア新薬) 
 
ひとつは、選択肢を画像内に記載しているということ。文章で書くよりも、目につきますよね。文章と画像の役割を絶妙にわけてひとつの投稿を完成させています。
ふたつめが、質問型の広告でしょっぱなからファンとコミュニケーションをとっていることです。コメント欄を読むとこの投稿、広告出稿していたようなのです。
Facebookページはファンに何らかの反応をしてもらうと、ページとファンの関係性が濃いと判断され、その後も自動的にファンのニュースフィードに届きやすくなるという仕組みになっています。この広告がきっかけでファンになった人にも最初から反応してもらえるとファンとの関係性が濃い状態からスタートできそうですね。
 
 

AXA People Protectors/The AXA Group

https://www.facebook.com/axa.people.protectors.japan
Facebook 活用 事例 プロモーション AXA People Protectors/The AXA Group カバー
 
最後に、AXAグループが運営する人々を守りたい!と思うメンバーが世界中から集まったコミュニティ、AXA People ProtectorsのFacebookページをご紹介します。
人、社会、地球がかかえる問題をテーマに世の中に注意を呼びかけたり、リスクを防止するための活動についての投稿がされていますが、そのなかから今回は反応を得るために参考になりそうなTIPSとともにご紹介していきたいと思います。
 
画像にテキストを入れて、注意をひきやすく
色々な投稿が流れているFacebookのニュースフィードにおいて、ファンの目をとめることは重要です。
そういう意味で、画像は画面占有率が高く、目立つため非常に重要です。
しかし、このページについては、写真だけで何を表現しているのか伝わりにくいトピックスが多いもの。テキストを読んで初めて理解できるケースも少なくありません。
Facebook 活用 事例 プロモーション AXA People Protectors/The AXA Group
 
だからこそ、こちらのように画像に投稿の内容が一目でわかるとグッと伝わりやすく、注意をひきやすくなります。
 
色んな画像を1枚に集めてイメージしやすく
1枚の画像だけでは伝わらないことも、複数のシーンを見せることでよりイメージしやすくなるは複数写真を一枚にしてみるというのも一つの手です。
Facebook 活用 事例 プロモーション AXA People Protectors/The AXA Group
 
もちろん、一つの投稿に複数の画像を添付することも可能です。しかし、その場合は上記のように思うように文字を入れたり、各画像の配置などをコントロールしたりはできません。
より効果的に複数枚の画像や文字を一枚の画像で見せたいときにおススメです。
 
「いいね!」やコメント、シェアなどの使い方を示す
・こうした活動を応援したいと思う人は、この記事を「シェア」してください!
・水は地球の大切な資源。この記事を「シェア」して私たちの水を守りましょう!
など、「○○な場合は△△してくださいね」という一文を投稿の最後に入れています。
 Facebook 活用 事例 プロモーション AXA People Protectors/The AXA Group
 
投稿を見ている人の心境とうまくハマれば、「いいね!」やコメント、シェアが増える可能性がありますよね。
※ただ、「ユーザーに明示的に「いいね!」を要求する投稿は表示ランクを引き下げられる。」という説もあるので、使い方が難しい方法でもあります。なお、あくまでもディスカッションやコミュニケーションを促しているページには影響はないので、この場合は問題ないと思います。
参照元:Tech crunchFacebook newsroom
 
海外テイスト?のコミュニケーション
このAXA People Protectorsの活動自体が海外発祥のもの(おそらく)だからこそかもしれませんが、今回ご紹介したテクニックや最後のコールトゥアクションなどが、海外のFacebookページや外資系企業のFacebookページでよく目にするタイプのもののように感じてます。
取り入れられそうなものは真似してみるといいかもしれませんね。
 
 
以上、今回は「Facebookプロモーション国内事例集」より、アイデア次第で、いいねにつながる画像投稿の秀逸事例を3つご紹介しました。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
 


<ライター紹介>
柴 佳織 (Kaori Shiba)

企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。また、Facebookマーケティングのライターや講師も務めている。
 
 
・Facebookプロモーション国内事例集 http://fbsample.blog.fc2.com/
・Facebookプロモーション国内事例集(FBページ)https://www.facebook.com/case.japan
・インサイトスコープ 数字から見えるFacebookのムコウ側 http://www.insight-scope.com/


 
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