「Facebookページに何を投稿すればいいんだろう」これはFacebookページ担当者であれば、必ずぶつかる壁ではないでしょうか。同じようなテイストの投稿ばかりしていても、飽きられてしまいますよね。そこで今回は、「いいね!」が集まる投稿ネタを考えるための6つのヒントをご紹介します。

 
事例として取り上げるのは、バスクリン バスタイムLABOのFacebookページです。
 
*本記事は「Rex(レッキス)-ソーシャルメディアマーケティング情報サイト-」からの転載です。
 
投稿アイデアに悩んだら!Facebookページで「いいね!」が集まるネタを考える6つのヒント【Rex(レッキス)】
 


 
 
 

1.ファンにとって意外な情報を見つける

 

意外な話というのはインパクトがあるものです。「そうだったんだ!」という発見の喜びや、驚きの気持ちから投稿への「いいね!」が集まる傾向にあります。

 

意外な話題

 

左の「入浴は運動”後”じゃなくて運動”前”が効果的」という話や、右の「江戸時代までは混浴が常識だったと」いう投稿では、それぞれ3桁の「いいね!」が集まっています。

この「意外」なネタを探すには、専門分野や歴史から発想するとよいでしょう。専門家は知っているけれど一般ユーザーは知らない、といったギャップのある情報が「意外」なネタになるものです。


 
 
 

2.ニュースに絡めた話をする

 

世間で話題になっている話は、注目度も高いためFacebookでも反応されやすいでしょう。こちらの事故のニュースについての投稿には、「いいね!」が368件集まり、コメントもついています。

 

感電事故

 

日々流れてくるニュースでユーザーにお知らせすべきものはないか、自社と絡められる話はないかなど日頃から注意していれば自ずとネタが集まるものです。


 
 
 

3.タイムリーに役立つ情報を提供する

 

菖蒲湯やGWの温泉入浴マナーなど、その季節に応じた入浴情報を発信しています。まさに調べようとしていたことや、近々自分ごとになるような話が投稿で流れてきたら、思わず「いいね!」してしまいそうですね。

 

タイムリーな投稿

 

一度季節に応じてユーザーにどういったニーズが生じそうかを洗い出してみましょう。特に季節のイベントは、事前に内容を準備しやすいのでおすすめです。


 
 
 

4.知的好奇心が刺激される話をする

 

ここまでご紹介してきた投稿は、実践的に役立つ内容でした。ユーザーにとって「役立つ」話は、喜ばれるぶんだけ「いいね!」などの反応も多いものです。しかし「いいね!」が集まる投稿は、役立つ話だけではありません。こちらをご覧ください。「日本で一番古い温泉はどこ?」という問題を出しています。

 

一番古い温泉

 

この知識を得ても、特に実生活で役立つわけではないですよね。でも、知的好奇心が刺激されます。結果「いいね!」がつくのです。みなさんも、ユーザーの知的好奇心が刺激されるような話をFacebookページに仕込んでみてはいかがでしょうか。


 
 
 

5.自己投影できるシーンを探す

 

Facebook上で「いいね!」を集めるのに、「共感」は一つの大きなポイントです。自分ゴトとして捉えることのできる話ほど、反応は大きくなるでしょう。バスクリン バスタイムLABOのFacebookページでは定期的に、お風呂での思い出や過ごし方を思い返すような投げかけがされています。

 

共感

 

これらの投稿を読んでいると、自然と個々人のなかに気付きが生まれたり、温かい気持ちが芽生えたりするのではないでしょうか。こういった雰囲気のある投稿を作るにはセンスも必要なので、少し作成難易度は高いかもしれません。まずは自分自身の体験を振り返りながら、個々のユーザーがストーリを持っているシーンをピックアップしてみてください。


 
 
 

6.商品紹介はファンの興味関心から始める

 

Facebookの投稿で、少しやっかいなものの一つに商品紹介投稿があります。宣伝色が強いとユーザーから嫌がられる一方、ビジネスでFacebookページを運用している以上は投稿しなくてはいけないシーンもあるからです。

そんな時に参考になる投稿がこちら。母の日や、肌の悩みに絡めて商品を説明したり、商品写真だけを見せたりしています。

 

宣伝投稿

 

宣伝色が薄いうえ、冒頭の話題がファンの興味関心から始まるため、つい気になって読んでしまった人も多いのではないでしょうか。


 
 
 

ネタは身近にある

 

Facebookページで「いいね!」が集まるネタを考えようとすると、文章をこねくり回しているうちに、よくわからない投稿になってしまう。そんな体験をしたことがある方もいるかもしれません。

しかし、本記事でご紹介してきたようにネタは意外と身近にあるものです。混乱したときは一旦頭をクリアにして、ここでご紹介した6つの方法でネタを探しなおしてみてはいかがでしょうか。
 
 


<ライター紹介>
柴 佳織 (Kaori Shiba)
企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。また、Facebookマーケティングのライターや講師も務めている。
 
 
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