今や日本のコミュニケーションインフラとなったメッセージアプリ「LINE」。その国内6, 800万人のデータを活用して、広告コストの最適化を図ることができる運用型広告サービス「LINE Ad Platform」の提供がスタートしました!

 
LINEが運用型広告を開始!「LINE Ad Platform」の広告種類やターゲティングメニューをまとめてご紹介します!
 
2016年6月23日にサービス開始から5年を迎えるLINEは、今や国内利用者数6, 800万人以上、日本の人口の53.6%をカバーし、DAU(1日に1回以上利用したユーザー)が7割を超える、「生活インフラ」的メディアとなりました。(データは2016年1月28日現在)
スマートフォン上の一大メディアとなった「LINE」のタイムラインを掲載面として、詳細な属性・興味関心分野に基づき最適化された運用型広告の提供は、3月24日に開催された事業戦略発表会「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」で発表され、大変話題となりましたが、いよいよ今日、2016年6月1日から実際のサービス提供がスタートしました。
そこで今回は、この運用型広告サービス「LINE Ad Platform」の広告種類や、ターゲティングメニューをまとめてご紹介します。
 
 

1. 「LINE Ad Platform」概要

LINEユーザーに対し、外部送客、ダイレクトレスポンス、アプリDL促進の用途で広告掲載を行うことが出来ます。
 

■広告配信先

1) LINE上のタイムライン
タイムラインはLINEユーザーのほぼ6割以上に利用されており、その50%超が企業からの投稿を閲覧したことがあるといいます。(2016年1月マクロミル社調査による)
LINEタイムラインの利用状況
引用元:「LINE_AD_Platform_機能説明資料_v1」
 
2)ニュースアプリ「LINE NEWS」のトップページや記事一覧ページ
7月以降、LINE NEWSやキュレーションメディア「NAVERまとめ」のLINE公式アカウントが配信しているメッセージ中の記事一覧にも広告掲載が可能になります。
さらに、今後LINEアプリ内「その他」タブや「LINE GAME」などLINEおよびLINE周辺サービスにも配信枠を順次拡大していく予定です。
 
3)ネイティブ広告ネットワーク
今年1月に連結子会社化したネット広告配信事業社「M.T. Burn」の持つ、ネイティブ広告ネットワーク「Hike Network」を利用して、1000超の外部メディアにも広告を配信することが出来ます。
 

■掲載フォーマット

掲載フォーマットはWEB AD/APP AD/VIDEO ADの3種類で、WEBは7種類、APPは11種類のCTAが選択できます。
※ただし、動画については、LINEのタイムラインのみが配信対象です。
 
LINE広告の種類
LINE広告のCTA
 
 

■広告枠の基本構成

LINE広告枠の基本構成
 
 

2. ターゲティングの手法

 
「LINE Ad Platform」で上記1)や2)といったLINEの運営する媒体を配信先にする場合は、LINEのデータを活用してターゲティングすることが出来ます。
LINE広告のターゲティング手法
※「LINE_AD_Platform_機能説明資料_v1」から作成
 
「LINE NEWS」「LINE MUSIC」「LINEマンガ」などのLINE関連サービス利用履歴によるコンテンツとの距離感や、企業ブランドやセレブリティなどの公式アカウント登録情報によるブランドとの距離感、スタンプの購買情報による感情の強度などを参考に、自動的に推計したユーザー属性、および興味・関心分野に基づき、対象者を絞って広告を配信することができます。
ただし、電話番号、メールアドレス、アドレス帳、トーク等といった個人情報は含まず、属性情報の推定は統計的に実施され、特定の個人が識別されるようなことはありません。また特定の個人を識別可能な情報を第三者(広告主等)へは提供しないということです。
 
■ターゲティング項目詳細
LINE広告ターゲティング可能項目リスト
引用:「LINE_AD_Platform_機能説明資料_v1」
 
 
スマートフォンという、今や日常生活に不可欠となったデバイス上で、国内6, 800万人という圧倒的なユーザー数を誇るLINEが持つ膨大なデータを活用出来る「LINE Ad Platform」は、企業のSNS広告活用が一気に拡大する起爆剤になるかもしれません。
SNS広告はサービス開始直後導入の先行者利益が非常に大きいので、まずは一度試してみることをオススメします。
 
 


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