こんにちは、SMM Lab研究員の藤田です。
さて、今回はFacebookを企業のプロモーションに活用する際、最も参考にすべきFacebookのマーケティング基本方針について、Facebook Marketing Solutionsに掲載されている「Best Practice Guide for Marketing on Facebook(Facebookマーケティング最強実践ガイド)」を元に、学んでおきたいと思います。

そもそもFacebookの目指しているのは、より多くの「つながり」を生み出す開かれた世界をつくること。その中では企業も今まで以上にオープンで恒常的な関わりを求められます。人々との「つながり」の中で、豊かなソーシャル体験を創出し持続的な関係を構築することで、「クチコミ」というマーケティングをさらに強化することができるのです。
Facebookはその為の仕組みを、「エコシステム(自然界の生態系のように循環の中で効率的に収益を上げる構造)」として以下のように示しています。

Image:Best Practice Guide for Marketing on Facebook

1) Build=つくる
まずはFacebookページを開設しましょう。ページを開設することで、ソーシャルグラフ(人々の間のつながりや、人々が関心を向けている物事の間のつながりを示したマップ)の中に存在感を示す事ができます。
2) Engage=関わり合う
Facebookページをベースに接点をつくることで、今までは出来なかった、顧客や関心度の高いユーザーと直接的に関わることが出来るようになります。あなたのブランドに関して話してもらえるネタや、ファンがFacebook上の友達に共有できる情報を積極的に提供していきましょう。
3) Amplify=拡充する
だれかがあなたのFacebookページに興味関心を示すごとに、その行動はニュースフィードを通して友人に広がっていきます。スポンサー記事(友人の行動が企業のプロモーションの一部として表示される広告)や、いいね!を押している人の顔がつくFacebook広告で、その伝搬の広さとスピードを増幅させることが可能です。
そうして作り上げた関係を土台にキャンペーンを開催する事で、インパクトのあるクチコミを仕掛ける事が出来るようになります。こうしたソーシャルなクチコミは、従来よりも2倍の効果があるという調査結果が出ています。
このようにFacebookがビジネス向けに提供している機能は全て、この「エコシステム」に則って開発されているため、「エコシステム」をしっかりと理解する事で、それぞれの機能を、より適切なタイミングで効果的に利用できるはずです。
もとよりFacebook自身がこの「エコシステム」をベースに、そのプロモーション施策を展開しています。プラットフォーマーであるFacebookは、一般的な店舗とは違いオフラインでのユーザーとの接点があまりありません。そこで、Facebookの本拠地をカリフォルニアのPalo AltoからMenlo Parkに移動した際には、近くの公園で講演を行う等、地域ユーザーとのエンゲージメントを強める取り組みを行っていました。
また、「Facebookという存在の認知拡大」、「ユーザーとの関係性強化」を目的に、「Facebook Education」というアカウントで動画を作成し【Livestream】で積極的に配信しています。最後に、前述の「スポンサー記事」広告を解説した動画をご紹介しますので、「Facebookエコシステムを実践的に活用する方法」としてご参考ください。
 

Watch live streaming video from facebookeducation at livestream.com

■合わせて読みたい!関連記事
なぜFacebookは、「未来のマーケティング」なのか?そのキーワードは乗数効果にあった!(2011/8/5)
Webとリアルを繋ぐ「Facebook」で取り組む新しいマーケティング(2011/7/21)