Facebookページの投稿を「いいね!」だけで判断していませんか?他にどんな評価方法があるか、ご存知ですか?4つのステップで、評価する方法をご紹介いたします。
Facebookページの投稿をした後、「今回の投稿は“いいね!”が多かったな」という「なんとなく」の感覚だけで評価していませんか?ファンに受け入れられる投稿をしていくためには、きちんと投稿の評価をしておく必要があります。
「そうはいっても、どの指標をどう見て評価すればいいのかわからない!」という方のために、今回は、“数字にこだわったFacebookページの運用”を提案するブログ「インサイトスコープ -数字から見えるFacebookのムコウ側」より、Facebookページ インサイトのデータを使ったFacebookページ投稿の評価方法をご説明します。
*本記事は「インサイトスコープ -数字から見えるFacebookのムコウ側」からの転載です。(SMM Labにて一部編集してお届けします)
Photo Credit: frankrizzo805 via Compfight cc
=======本記事のアジェンダ========
1.データをダウンロードしよう
2.投稿をカテゴリー別に分けよう
3.指標ごとに集計してみよう
4.読み取って、次に活かそう
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1.データをダウンロードしよう
さっそく集計するデータをFacebookインサイトからCSVでダウンロードしましょう。今回使うのは『投稿レベルのデータ』です。集計したい期間を指定してダウンロードしてください。
使用するのは『主要データ』『通算 アクションタイプ別話題にしている人(投稿)』『通算 投稿のタイプ別利用者』のシートになります。
2.投稿をカテゴリー別に分けよう
あなたは普段何を投稿をしていますか?
日常風景、名言格言、商品紹介、キャンペーンのお知らせ、ニュース、ブログ記事などなど…おそらく一言では答えられないのではないかと思います。
まずは、そういった投稿をカテゴリー別に分けることから始めましょう。なぜなら、内容(=カテゴリー)によって投稿の目的が異なるからです。
例えばクイズはコミュニケーションを活性化させるため、名言格言は拡散してもらうことで広くページを認知してもらうため、商品紹介は商品の魅力を伝えるため。4.でまたお伝えしますが、目的が異なると見るべき数値が違います。「いいね!」だけを集めればいいというわけではないのです。
カテゴリーが決まったら、先ほどダウンロードしたデータの『投稿メッセージ』にカテゴリー名を割り振っていきましょう。
※使用するシートが複数枚にわたるので、関数を使い投稿IDで照合させて1シートにまとめて集計することをおすすめします。
3.指標ごとに集計してみよう
では、続いてカテゴリーごとに各指標を集計していきましょう。ページによっても必要な指標は異なりますが、基本的におさえておいたほうが良いのは以下の5つです。
①通算 アクションを実行したユーザー
②like
④share
⑤通算 ユーザーからの否定的な意見
これらを通算 投稿の合計リーチつまり投稿を見た人の数で割っていき、それぞれ「率」を算出します。
※①⑤はシート『主要データ』、①~③はシート『通算 アクションタイプ別話題にしている人(投稿)』に記載されています。
4.読み取って、次に活かそう
数値が出たら、読み取っていきましょう。
まずチェックしたいのが①のアクション実行率。投稿の盛り上がり度合が総合的にわかります。
基本的に、この数値が良いカテゴリーへの比重を大きくしたり、数値が悪いカテゴリーは改善が必要ということになります。
ほか、各指標は以下のようなことを把握できるのです。
①アクション実行率 反応してもらえたか
②like率 受け入れられたか
④share率 拡散されているか
⑤否定的な意見率 嫌がられていないか
さて、ここで2.のカテゴリーの話に戻りましょう。各投稿の目的にあった成果が得られていますか?
コミュニケーションを活性化させるためのクイズはコメントがついているか
ページを認知してもらうための名言格言はシェアされているか
など確認してみると良いでしょう。
また、上に挙げた指標以外でも会社やページにあわせて指標を足していくべきです。商品紹介でサイトへ誘導している場合は
商品の魅力を伝えるためのリンクがクリックされているか
もあわせて見ていく必要があります。
そして、数値を確認したうえでねらいどおりになっていない場合は、何が原因か、もっと工夫できることはないか考えていくことが重要です。
クイズは答えやすいように選択肢を提示する、名言格言は高クオリティの写真を添付する、サイトへのリンクは文章上部に配置するなど何かしらの変更を加えたら、次月以降数値が改善されるかを見ていきましょう。
そうしてPDCAをまわしていくことではじめて、評価も活きることになりますね。
<記事引用元>
・インサイトスコープ 数字から見えるFacebookのムコウ側 http://www.insight-scope.com/
・インサイトスコープ(FBページ) https://www.facebook.com/insight.scope.jp
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