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【ad:tech東京2011レポート】本音で語るソーシャルメディアマーケティングの今とこれから

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投稿日: 2011年11月18日

こんにちは、SMMLabの藤田です。

今日は【ad:tech東京2011】レポートの最終回として、10月27日に行われたパネルディスカッションの中で、最も盛り上がったと評判だった「ソーシャルメディアの本質は?2011〜マーケティング活用における成功と失敗〜」をご紹介します。

弊社アライドアーキテクツ株式会社中村 壮秀がモデレーターを務め、

新田 剛史氏
株式会社ミクシィ メディアビジネス本部 ビジネス推進2部部長
株式会社バスキュール号 取締役

坂井 康文氏
サントリーホールディングス株式会社
広報部 Eコミュニケーショングループ 課長

佐藤 俊介氏
株式会社エスワンオー 代表取締役社長 兼 最高経営責任者
SATISFACTION GUARANTEED PTE LTD CEO & Founder

以上のお三方を迎えたこのセッションは、三者三様のお立場からの「ぶっちゃけ」話が連発、ソーシャルメディア最先端の熱い温度感が感じられるトークセッションとなりました。

 

まずは、日本国産SNSとしてその動向が話題となっているmixiのmixiページについて。

 

「一体mixiページは今どうなっているの?」というモデレーター中村の問いに、mixi新田氏は「8月31日からの約2ヶ月間は“友人”からのバイラルのみの流入でどこまで拡散するかテストしていた」と告白。TOPページからの導線設置を二次リリースと位置づけた上で、ユーザーや企業からの様々な意見が集まってきている中、これからが本当のスタートであると語りました。

そのmixiページをオープン当初から活用しているサントリーの坂井氏は、30代〜40代の男性ユーザーが多いFacebookページと比較して、20代〜30代の女性や若者ユーザーの多いmixiページは、より女性的でカジュアルな雰囲気と分析。企業の投稿との接点が自分のウォールであるFacebookページと違い、企業ページ上にあるmixiページでは前後の投稿にも「いいね!」が付きやすいとの傾向を紹介しました。一方Facebookページでは65万人のファンを擁するアパレルブランド「satisfaction guaranteed」の佐藤氏は、mixiページはまだ「ブランド」が強すぎると指摘。ソーシャルメディアの良さである「小さなものが人のつながりを力にして大きな権威に勝てる」ツールになってほしいとリクエスト。これにはmixiの新田氏も少し苦笑いという場面がありました。

 

 

「satisfaction guaranteed」の佐藤氏は続けて、自社のFacebookページの躍進について「夢を与えてもらった」と紹介。「satisfaction guaranteed」は2010年に、アパレルブランドでファン数がTOPだった台湾ユニクロ(当時ファン数7万人)をベンチマークにFacebookページを開設し、現在ではファン数は65万人を超え、全世界ファッションブランドカテゴリで45位と快進撃を続けています。「ファンの数が多ければいいのか?」というモデレーター中村の少し挑発的な質問には、「ファンが増えると色々な発見がある」と回答。実際、ファンが30万〜40万を越えてきてからは、アジアを中心にB to Bの取り扱いオファーや、現地メディアからの取材依頼が増えてきたとのこと。65万人のファンを直接「売り上げ」に結びつけて考えた瞬間、「メルマガ会員」と同じになってしまうが、65万人のファンの先にいる人々や新たなビジネスチャンス、話題の創出を考えることが重要とし、ソーシャルメディアを単体で考えるのではなく、今までのビジネスにどう役立つのか?役立てられるのかを考えるべきであると語りました。ソーシャルメディアで話題になることで、ブランドの価値を高め、既存のメディアへの露出に繋げる、「satisfaction guaranteed」のソーシャルからマスへの取り組みには、今後のソーシャルメディアマーケティングを考えるためのヒントが隠されているのではないでしょうか?

 

「今は“本当に人が集まっているところはどこなのか?”と“どこが一番マーケティング効果が高いのか?”を一度に検証しなくてはいけない難しい時期」と語ったのはmixi新田氏。「mixiは1500万人の月間ログインユーザーの中心が18歳〜24歳と若く、モバイルの活用度が高い。世界から見て日本のモバイルが圧倒的に強い状況を考えれば、日本から、mixiから先進的な事例を創出出来る可能性が大いにある」と今後の日本のソーシャルメディアマーケティングに於けるモバイルの重要性を示唆しました。
 
 

また、「なぜソーシャルメディアマーケティングに取り組むのか?」という問いに、「Facebookにしろmixiにしろ、そこにお客様が沢山いらっしゃって、過ごす時間が増えているのなら、出掛けて行って会話に入れていただくべき」と答えたのは、サントリー坂井氏。個人的な感覚、としながらも「社内の組織の壁が溶けていき、会社としてではなく社員一人一人がお客様と繋がっている感じ。ソーシャルメディアをきっかけに、お客様とのコミュニケーションの重要性が高まり、新しい関係を求められている。それに対応するためには組織・体制を大きく見直さなければならない過渡期」だと感じているとのこと。「日本では『ソーシャルメディアマーケティング』に関して、まだ『やる』『やらない』の議論が行われがちだが、電話と同じように人々が全てソーシャルメディアで繋がったら、『どうやるの?』という話になる。従来のワンウェイだった広告とは違い、ソーシャルメディアは双方向でダイレクト。ツールとして使いこなす為には時間がかかるのだから、早くから始めて慣れるべき」と語りました。そのためには社内の上層部の理解が不可欠。サントリーはダイレクトなコミュニケーションを大切にする社風が功を奏しているそうですが、社内でのソーシャルメディアへの啓蒙活動はやはり重要だと考えさせられました。

さて、ソーシャルメディアがコミュニケーションを活性化している事実には、実感出来る方も多いのではないでしょうか?酒類事業を営むサントリー坂井氏は「みなさんは、ソーシャルメディアの登場で、飲みに行く機会が増えてはいませんか?」と会場に問いかけ、「サントリーは(証券取引所非上場企業であるが)、もし上場していたらソーシャルメディアの普及で株価が上がったかも(笑)」と冗談を交えつつも、「飲みニケーション」を通じて、ソーシャルメディアとリアルの相関関係が強くなってきている所感を語りました。

さらに佐藤氏は「飲みニケーション」について、ソーシャルメディアの楽しさを理解する場として活用すべしと提案。上層部に資料で提案するよりも、飲みながら実際に使ってみせるほうが本質的な理解を得やすく、社内啓蒙にも効果があると話しました。
 
 

ソーシャルメディアの現場で今何が起きているのか?そしてこれから企業はソーシャルメディアとどう付き合っていけば良いのか?という難しいテーマながら、本音ベースの熱いトークセッションに、立ち見続出の満員会場からは度々笑いやどよめきが起きるほどでした。現場で活躍される方々ならではのリアリティーのある言葉に、ソーシャルメディアの持つパワーと可能性を感じ、実践への勇気を持って会場を後にされた方も多かったように思います。あなたはこのレポートからどんなことを感じましたか?ぜひコメントをお寄せ下さい!熱い議論の「続きはソーシャルメディアで」。そんな時代がもう始まっています。

 
 

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