これだけは知っておきたい!Facebookページ運用に役立つ10個の基礎知識をクイズ形式でご紹介します。
こんにちは、SMMLabの大森です。
最近は、新商品やサービスが出るとなると、そのFacebookページも開設されるのがすっかり自然なことになっていますよね。
そこで今回は、2014年版『Facebookページ運営者が必ず知っておきたい10の基礎知識』をクイズ形式でお届けします。
Facebookページの運用を開始したばかりの方はもちろん、すでに運用を長くされている方も、見落としていた便利機能などの確認ができると思いますので、ぜひ今一度、Facebookページの基礎知識をチェックしてみてください!
※2014年6月時点での情報に基づいています。Facebookの規約や仕様の変更により、現在では異なることがありますので、ご了承ください。
Q1 .FBページの運用を始める前にまず意識しておきたいのが、個人アカウントとページアカウントでできることの違い。以下のうち、個人アカウントではできて、ページアカウントではできないものは次のうちどれでしょう?
(1)個人への友達申請 / (2)Facebookページへのいいね! / (3)アルバムのアップロード
正解: (1)個人への友達申請
Facebookページアカウントで、個人への友達申請を行うことはできません。個人との関係は、あくまで「FBページ」と「ファン」であることに注意しましょう。
尚、既にご存知の方も多いと思いますが、Facebookページ作成は、個人アカウントがあればhttps://www.facebook.com/pages/create/から、どなたでも可能です。
<個人アカウントとページアカウントでできることの違い>
Q2. Facebookページ開設時に選択する「カテゴリ」。Facebook内検索時にページ名の下に表示され、また、カテゴリ別ランキングを発表しているページもあるのでよく考えて決定したいものですが、このカテゴリは……
(1)決定後、何度でも変更できる / (2)決定後、一度だけ変更できる / (3)一回決めたら二度と変更できない
正解: (1)決定後、何度でも変更できる
カテゴリは、上図のように、検索時にFBページ名の下に表示されます。また、カテゴリ毎のランキングを掲載しているサイトもあります。自らのFBページが どのカテゴリに属するのか、ユーザーからのどのように見られたいのかも意識し、また他社の例もチェックした上で、きちんと決めたいものです。
このカテゴリは、”Facebookページを編集→ページ情報を更新→カテゴリ→編集”の手順でいつでも変更することができます。
(参考)カテゴリ別ランキングサイト例
・fbrank.main.jp 日本語Facebookページ(ファンページ)ランキング
・facenavi Facebook日本語ページ 総合ランキング
Q3. Facebookページを開設する際に、支払い口座の入力を促す項目がありますが、これにはどんな目的があるでしょう?
(1) Facebookページの開設が有料だから
(2)ページの開設は無料だが、任意のFacebook広告を出稿する場合に必要だから
(3)Facebookページ開設と有料広告出稿がセットで必須だから
正解: (2)ページの開設は無料だが、任意のFacebook広告を出稿する場合に必要だから
手順に従ってFacebookページを開設時していくと、以下のような「支払い方法を追加」というクレジットカードなどでの支払い方法を選択する画面が出てくることで、「Facebookページを作るのにはお金が掛かるの?!」と思われる方もいるようです。
しかしこれは、「スキップ」、つまり入力を省くことも可能なオプションです。
ページを開いただけで勝手にファンが集まってくれる訳ではないので、ページ開設後にターゲットに向けてページの存在をお知らせする有料のFacebook広告の出稿を予め決めている場合や、後々広告出稿を検討しているときは追加しておくとよいでしょう。
また開設時に追加しなくても、広告出稿が必要になったタイミングで口座を追加することもできるので、迷ったときは「スキップ」を選択すれば大丈夫です!
Q4. Facebookページ名についても、よく考えて決めたいもの。Facebookページ名はあるファン数(いいね!数)を超えると変更ができなくなりますが、さて何名を超えると変更できなくなるでしょう?
(1)25名 / (2)100名 / (3)200名
正解: (3)200名
Facebookページ名は、ファン数が200を超えると変更ができなくなります。200名を超えてから、何らかの事情でFacebookページ名を変更しなければならない場合は、一から新しいページを立ち上げる必要があります。その際、元々のファンを新しいページに自動的に移すことはできません。ファン数が200名になるまでの間に、十分に検討してページ名をつけるようにしましょう。ただし、ファンが減って200名未満になった時は、また変更が可能になります。詳細はFacebookのヘルプをご参照下さい。
(参考)Facebookヘルプ
Facebookページの名前変更はどのようにしたらよいですか?
こちらの記事でも、ページの名前の付け方についてまとめておりますので、ご参照ください。
(参考)【最新版!】意外と大事!Facebookページの名前のつけ方~必ず把握しておきたい4つのルールとテクニック~
Q5.日本のFacebookユーザーは、2013年9月時点で2100万超え、そのうち1日一度でもFacebookにログインするユーザー(DAU)は約67%。さらにDAUのうち、モバイルからアクセスしているユーザーの割合はどれくらいでしょう?
(1) 33% / (2)53% / (3)93%
正解: (3)93%
日本の人口のおよそ10人に1人、約1300万以上のユーザーが毎日モバイルからアクセスしている計算に!モバイルファーストの意識が必須ですね。
運用ご担当者の方々は、PCからFacebookページを管理している場合がほとんどだと思いますが、ユーザーはほとんどがモバイルから!些細なことと思われるかもしれませんが、PCとモバイルだと、投稿したテキストや画像の見え方も違います。
ただ、いいね!しているだけのページから、「好きなページ」「このページ/ブランドのファン」になってもらうためには、画像の見られ方ひとつにも気を使った方が良いのは間違いありません。
(参考)モバイル表示を要チェック!Facebookページ投稿画像ニュースフィードでの見え方の違いまとめ
Q6.Facebookページでは、インサイトというページの分析機能が無料で提供されています。このインサイトはファン数(いいね!数)がある人数に達しないと利用することができませんが、さて何名に達する必要があるでしょう?
(1)25名 / (2) 30名 / (3)100名
正解: (2)30名
インサイトは、30人以上のファンが「いいね!」と言っているFacebookページでのみ利用可能です。Facebookページのファンが30人に達すると、ページにインサイトが表示されます。
Facebookページインサイトは、ファン数の増減や、ファン層を見られるだけでなく、投稿毎のリーチ、話題にしている人、クチコミ度などの指標を無料で見られる大変便利なツールです。Facebookページを開設したら、友達にも協力してもらい、まずはインサイトが見られるファン数30名を目指すようにしましょう。
一見複雑に見えるFacebookページインサイトですが、ポイントを押さえてチェックすれば効率良いFacebook運営に役立ちますので、ぜひこちら↓の記事などを参考に、活用してみください。
●【初心者向け】Facebookページインサイトで誰に・いつ・どんな投稿をすべきかがわかる!簡単3ポイント
●【要チェック】Facebookページインサイト全面刷新!新インサイトを詳細解説
Q7.自分が運営するFacebookページの内容を、しっかりターゲットに届けるために、場合によっては範囲を絞って公開することも有効でしょう。Facebookでは、権限設定機能からページ自体の公開範囲を制限することができます。以下のうち、制限できないものは何でしょう?
(1)国別制限 / (2) 性別制限 / (3)年齢制限
正解: (2)性別制限
Facebookページを誰に公開するかは、Facebookページを編集→権限の管理から設定できます。国別制限、及び年齢制限をかけることは可能ですが、性別での制限をかけることはできません。
尚、年齢制限は、「誰でも(13歳以上)/17歳以上/19歳以上/21歳以上/アルコール関連」のプルダウンから選択するようになっています。
この「アルコール関連」を選択すると、ユーザーの所在地にもとづいて最低年齢が設定されるそうです。カナダと韓国では19歳以上、日本とパラグアイでは20歳以上、インドでは25歳以上、米国を含むその他の国では21歳以上のユーザーのみ、ページを見ることが可能とのこと。
ページ自体の公開範囲設定は前述の通りですが、投稿の内容によって、公開するユーザーの範囲を変更することもできます。
詳細な手順はこちらの記事で、ご紹介しています
今さら聞けない!!Facebookページ運用上の「ちょっと困った」を対処する4つの方法☆
Q8.Facebookページを作成したら変更したいのがページのユーザーネーム(URL)このユーザーネームは……
(1)決定後、何度でも変更できる / (2) 一度決めたら二度と変更できない / (3)決定後、一度だけ変更できる
正解: (3)決定後、一度だけ変更できる
一度変更すると二度と変更ができませんので、タイプミス等がないように十分注意する必要があります。
ユーザーネームを取得すると、会社名や、商品名・サービス名をURLに入れることができるようになり、名刺に入れたり、資料に入れたり、宣伝しやすくなります。Facebookページを作った際には、ぜひユーザーネームを取得しましょう。
尚、ユーザーネームにも、「Facebook」という言葉を含むことは禁止されています。
その他にも、
・一般的な単語をユーザーネームに使用することはできない
・氏名や会社名等に一致するか、なるべく近いユーザーネームを選択することをおすすめする
等、Facebookとしてのルール(推奨も含めて)が存在します。
(参考)FacebookページのURLを覚えやすくしたい! 成功するFacebookページ運用のために知っておきたい関連知識
Q9.毎日の運用で大半を占める「タイムライン投稿」で、運用者として最も気にしておきたいのが、ファンからの「アクション率」。このアクション率は、投稿やインサイトで確認できますが、その計算式は?
(1) (その投稿へのいいね!数+コメント数+シェア数)/(投稿のリーチ数)
(2) (その投稿へのいいね!数+コメント数+シェア数)/(Facebookページ全体のいいね!数)
(3) (その投稿へのいいね!数+コメント数+シェア数)/(Facebookページの話題にしている人数)
正解: (1) (その投稿へのいいね!数+コメント数+シェア数)/(投稿のリーチ数)
投稿がリーチしたユーザーのうち、その投稿に対してアクションを起こした人の比率が「アクション率」です。
また、これらのアクションに加えて、投稿内の画像の拡大/リンククリック/「もっと読む」(省略された分の続きを全文表示)やページ名のクリックを含んだユーザーの反応割合のことを「交流度」と呼びます。
これらの数値を上げることが、リーチ拡大につながるので定期的にチェックしながら、チューニングしていくことが求められます。
Q10.忙しいご担当者は活用必至な、先の時間で投稿を予約できるタイマー。セットしておけば指定時間に投稿される便利な機能ですが、このタイマー機能の有効時間は…
(1)15分後~3か月後 / (2)10分後~1年後 / (3)10分後~6カ月後
正解: (3)10分後~6カ月後
ソーシャルメディア運用ご担当者は、それ専任ではなく兼任のことが多いと思います。せっかく良い情報と素敵な画像を投稿しようとしても、ターゲットユーザーがアクティブな時間は業務時間外だったりしませんか?
逃してしまっては多くの人にリーチしなかったり、反応が得られなかったりしてしまうのが事実…。
忙しい運用ご担当者の方々に、最適なタイミングでターゲットに情報を届けるために是非活用してほしいのが投稿を予約できる、このタイマー機能。
投稿欄から以下↓のように、時計のマークをクリックして(2)の部分に投稿時間を入れ、(3)の「投稿日時を指定」を押せば完了です!
以上、いかがでしたでしょうか。10問中いくつ正解でしたか?
ターゲット/ファンとの深い関係構築のきっかけになりうるFacebookページ。
「最近担当になったばかりで全然わからなかった」という方も、「数年運用しているからほとんどわかった」という方も、マーケティング効果を最大化させるために、使いこなしていきましょう!
Facebookページ開設からFacebook広告の運用まで、わからないことがあればお気軽にご相談ください!
https://www.aainc.co.jp/service/smm/
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