OGP

マヌケティングのパラダむムシフトが叫ばれる昚今、次䞖代のキヌワヌドずしお泚目を集める「Web3.0」。しかし、その実態をビゞネスに結び付けお語れるマヌケタヌはただ倚くありたせん。

株匏䌚瀟シンクロ 代衚取締圹の西井敏恭氏はドクタヌシヌラボ、オむシックス等、数々のD2Cブランドの成長を牜匕しおきた ”マヌケティングのプロ”。珟圚はシンクロを率いるほか、鎌倉むンタヌナショナルFC鎌倉むンテルの経営を通じお「生掻者ず䌁業が察等に䟡倀を創る」ずいうWeb3.0的な関係性を実践しおいたす。

このたび、アラむドアヌキテクツ株匏䌚瀟の顧問に就任した西井氏。同氏が培っおきた顧客起点の実践知をアラむドアヌキテクツの゜リュヌションに掛け合わせ、さらなる事業成長ずプロダクトの進化を目指すなかで、同瀟取締圹瀟長の村岡匥真人ず察談を行いたした。難解な技術論は暪に眮き、マヌケタヌが真に向き合うべき「本質的な顧客䜓隓」の栞心に迫りたす。

Web3.0の本質は「察等な関係」ぞの思想転換

村岡
昚今のトレンドずしお「Web3.0」ずいう蚀葉をよく耳にしたす。しかし、珟堎のマヌケタヌの倚くは「自瀟のビゞネスにどう取り入れればいいのか」ず、具䜓的な䞀歩を螏み出せずにいるように感じたす。理想ず珟実の距離感が倧きい珟状を、西井さんはどうご芧になっおいたすか

西井氏
たさにその通りですね。Web3.0ず蚀うず、反射的にブロックチェヌンやNFT、DAOずいった専門的な技術甚語が想起され、心理的なハヌドルが高くなっおしたいがちです。しかし、私は3.0を単なる技術の進化ずしお捉えるのではなく、本質的には「䌁業ず生掻者の関係性の倉化」であるず考えおいたす。

村岡
関係性の倉化、ですね。どのような倉化か、具䜓的にお聞かせください。

西井氏
僕のキャリアずしお、マヌケティングに携わっお25幎ぐらい経぀んですけど、実はWeb1.0、2.0、そしお3.0ず、すべおの時代を通っおきおいたす。

振り返れば、Web1.0は䌁業から生掻者ぞの䞀方的な情報発信でした。オンラむン䞊で接点を持ったものの、䌁業が持っおいる情報を䞀方的に提䟛しおいただけの状態です。
Web2.0になり、SNSの登堎によっお双方向の察話やUGCが生たれたした。お客様が発信できるようになっお、䌁業の郜合のいい情報だけでなく、実際にそれを受けたお客様が䜕ず蚀っおいるかずいう情報も重芁になっおきたした。
そしおWeb3.0が目指すのは、䌁業ず生掻者がより「察等」になる時代だず思っおいたす。

Web1.0〜3.0の抂念図

村岡
これたでは、どれだけSNSで察話をしおいおも、情報の䞻導暩やプラットフォヌムの決定暩は䌁業偎にありたしたね。

西井氏
そうなんです。Web3.0では、顧客を単なる「生掻者」ではなく、䞀緒に䟡倀を創造し、その恩恵を共有する「パヌトナヌ」や「仲間」ずしお迎え入れる。この「察等な関係」ぞのシフトこそが、Web3.0の栞心にある思想であり、マヌケタヌが最も泚目すべきポむントだず思っおいたす。

西井氏
株匏䌚瀟シンクロ 代衚取締圹の西井敏恭氏写真巊にWeb3.0に぀いお
䌺った

成功䌁業が築いおいた初期ファンずの関係ずは

村岡
なるほど。では、西井さんの呚りで、すでにお客様ず䞀緒に䟡倀を䜜っおいるような、Web3.0的なシヌンは出おきおいるのでしょうか

西井氏
最近䌞びおいるD2Cブランドを芋るず、たさにそうした動きが起きおいたす。最初の爆発は䞀定のコミュニティ内で起きおいるんです。ここ数幎で䞊堎しおいるD2C䌁業のほずんどは、初期コミュニティの䞭でお客様ず䞀緒にブランドを䜜り䞊げ、それが䞀般化しおいたす。立ち䞊げ時にお客様に支持されおいるブランドが今䌞びおいるず思いたす。

䟋えば、これは僕の過去の経隓ですが、ドクタヌシヌラボでも、クリニックに来おくださっおいたお客様が応揎しおくれお、そこからプロダクトが始たっおいたす。最初のお客様は倱敗䜜も味わっおいたすが、䞀緒に䜜り䞊げおくれおいたす。

村岡
確かに、そういった新興D2Cの動きっお、非垞にWeb3.0的ですね。結果的に「察等な関係」を構築しおいたずいうこずですね。

西井氏
そうなんです。ただ、䞀方で課題もありたす。ブランドが倧きくなった今、そうした初期のお客様ずの関係性が薄れおしたっおいたす。売れる前のアむドルファンのように、育おたあずに有名になっおしたったら興味がなくなっおしたう。でも本圓はその人たちが非垞に貢献しおくれおいたのですが、その䟡倀を還元する仕組みが敎っおいないんです。

村岡
なるほど。初期から応揎しおくれた方が離脱しおしたう、ずいうのは非垞にもったいないですね。実はアラむドもWeb2.0の先駆者的なタむミングでSNSに入っお、䌁業ず生掻者が぀ながるこずを䜓感しおきたしたが、たさに同じ課題を感じおいたす。぀ながった先に䜕があるのか、぀ながった方をどう倧切にしおいくのか、ずいう問いです。

西井氏
その問いは非垞に重芁ですね。本来であれば、初期から応揎しおくれた方が䌁業の意思決定に参画できたり、ブランドの成長ずずもに自分も成長しおいるず感じられるような関係性が築けるべきではないかず思いたす。でも珟状では、そうした仕組みがただできおいたせん。

西井氏

時間軞で䟡倀が倉わる ——Web3.0が可胜にする評䟡の仕組み

村岡
なるほど。今のお話で、初期貢献者の存圚が重芁だずいうこずがわかりたした。では、こうしたWeb3.0の「察等な関係」においお、初期貢献者ずはどのような関係性、どのような䟡倀付けになるのでしょうか

西井氏
たずえばレストランの人気店を考えおみおください。最初から通っおくれおいる垞連さんがそのお店を育おお、口コミで友達を連れおきお盛り䞊げる。でも人気になるず予玄が取れなくなっお、その垞連さん自身が来られなくなっおしたう、ずいう悲しい珟象がよく起きたす。本圓はそのお店を䜜っおきた立圹者である圌らの䟡倀が䞀番高いはずなのに、珟状の仕組みでは報われおいたせん。

村岡
お店が有名になるほど、初期の功劎者が遠ざけられおしたうのは構造的な課題ですよね。

西井氏
そうなんです。Web3.0の䞖界では、初期顧客が「優先しお垭を取れる暩利」を蚌明し、持ち続けられる蚭蚈が可胜です。単なる予玄枠の確保に留たらず、「あのお店を初期から支えおきた功劎者」ずいう暩嚁性が可芖化される。お店が有名になるほど、その暩利が呚囲からの尊敬ずいう「䟡倀」に転換されおいく。こうした仕組みこそが、Web3.0がマヌケティングにもたらす「察等な関係」の具䜓像だず思いたす。

初期貢献者の䟡倀の倉化むメヌゞ

村岡
なるほど。単なる消費の蚘録ではなく、ブランドのプロセスに深く関わっおきた「蚌」が、䟡倀やステヌタスになるずいうこずですね。そうやっおブランドを支えおくれる人たちの存圚を、Web3.0では可芖化できる。

では、そうした「ブランドぞの貢献」ずしお評䟡されるべき行動ずいうのは、具䜓的にどのようなものがあるのでしょうか

西井氏
貢献ずいうのは賌入だけではありたせん。口コミを曞く、改善提案をする、むベントに参加する、SNSで発信するなど、たくさんの接点があるはずです。今たで賌入に察しおポむントを付䞎するロむダリティはあったけれど、そうではない接点も評䟡の䞭に入っおいけば、生掻者偎の貢献床の可芖化がもっず緻密に実珟できるのではないかず思いたす。

村岡
口コミ、提案、SNS発信など様々な接点を評䟡する。そう考えるず、たずはそうした顧客の声をしっかりず集めるこずが、Web3.0の前提ずしお重芁になっおきたすね。

西井氏
そうなんです。アラむドさんは、Web2.0の先駆者ずしお顧客の声を匕き出すこずを20幎間やっおこられおいたしたよね。Web3.0は、その匕き出した声にちゃんず報酬を付けたり、評䟡を可芖化したりする仕組みを加えるものなんです。だからアラむドさんが持぀VOCやUGCの知芋が、Web3.0の䞖界でそのたた掻きおくる。非垞に芪和性が高いず期埅しおいたす。

暪の぀ながりが䟡倀を生む

村岡
なるほど、Web3.0で評䟡の仕組みができるこずは理解できたした。では、実際のマヌケティング斜策ずしお、こうした初期貢献者ずの関係を䜜るために䜕を意識すべきでしょうか。

西井氏
幎珟圚、広告だけで物を買っおいる人はほずんどいたせん。広告の圹割は、ある䞀定期間の特別䟡栌を知らせたり、「こんな商品がある」ずいう存圚を知らせたりする、文字通り広く告げるずころにありたす。

でも賌入の決め手ずなるのは、実は暪の぀ながりなんです。家族や友人に「これいいよ」ず蚀われお遞ぶ、呚りに䜿っおいる人がいるから安心しお遞ぶ、自分ず同じ境遇にあるナヌザヌの口コミやレビュヌを芋お共感しお遞ぶ。結局、お客様の暪の぀ながりが物を売っおいるんです。

だからこそ、僕はよくむノベヌタヌからアヌリヌアダプタヌに広げおいくマヌケティングのプロモヌションを、Web2.0のずきからかなり意識しお行っおきたした。

ただ、こうしたむノベヌタヌやアヌリヌアダプタヌずの関係づくりは、あたり仕組み化されおおらず、属人的になっおいたした。これに再珟性を持たせお仕組み化しおいくのが3.0だず思っおいたす。

村岡
今たでは、いいむンフル゚ンサヌの方にサンプルを送っお、振り向いおくれるかどうか運任せでしたが、それが仕組み化されお、誰でも実践しやすくなっおいく。それがWeb3.0の䞀぀の偎面ずいうこずですね。

西井氏
䞀郚の䌁業は、圱響力のあるスポヌツ遞手にストックオプションを提䟛するこずで、圌らが積極的に䞖の䞭に発信しおくれる仕組みを䜜っおいたす。

ただ、これができるのは予算が最沢にある䌁業や䞊堎を前提ずしおいるような䌁業で、高額な報酬を支払い、リスクを䌎う刀断ができる䌚瀟に限られおいたす。こうした取り組みを、もっずクむックに、ミニマムに、誰でも始められるような圢に䞀般化しおいく仕組みが、Web3.0で実珟できるのではないかず思いたす。

村岡
なるほど。そうした仕組みができるず、どんな倉化が起きるのでしょうか

西井氏
䟋えばむンフル゚ンサヌのケヌス。目の前に二぀のサプリメントがあっお䞀぀は本圓は良いず思うけれどただ売れおいない商品、もう䞀぀はすでに売れおいお成果報酬も高い商品。珟状では、報酬だけで刀断しお売りやすいほうを遞ばれおしたいたす。

でも、ただ売れおいない商品のほうに、将来ブランドが成長したずきに䟡倀が䞊がる仕組み䟋えばトヌクンのようなものがあれば、仮に少額報酬でも、むンフル゚ンサヌも「じゃあ他の案件は受けずに、ずっずこのブランドを応揎しよう」ずコミットメントをしおくれる可胜性がありたす。

村岡
そうなるず、むンフル゚ンサヌだけでなく䞀般の顧客でも同じこずが蚀えそうですね。実は私たちがVOCを分析しおいるず、ロむダリティの高いお客様が曞く心からのレビュヌ ——「老埌もおじいちゃんず䞀緒に倕方の散歩ができお嬉しい」ずいった声が、CVRを倧きく動かす瞬間をよく目の圓たりにするんです。こうした䟡倀あるレビュヌを曞いおくださる方も、同じように評䟡しおいく仕組みが必芁だず感じおいたす。

西井氏
そうなんです。むンフル゚ンサヌにも、䞀般の顧客にも、いろんなずころにWeb3.0の仕組みを掻甚できる可胜性がありたす。でもただその仕組みが存圚しおいない。だからこそ、仕組み化が重芁だず思いたす。

アラむドアヌキテクツの村岡氏
ロむダル顧客が発するUGCから、爆発的なCVRが生み出される瞬間がある、ず語る村岡

UGCファヌスト ——「誰に䜕ず蚀われたいか」を蚭蚈する

村岡
暪の぀ながりやVOCの重芁性がよくわかりたした。こうした顧客の声を掻かすために、マヌケタヌは䜕を意識すべきでしょうか。西井さんが以前提唱されおいた『UGCファヌスト』ずいう考え方が、たさにそこに関わっおくるのでしょうか

西井氏
たさにそうです。UGCファヌストずいうのは、広告や認知から入るのではなく、顧客が「䜕ず蚀うか」を最初に考えおマヌケティングを蚭蚈するずいうこずです。

ロヌンチ時を䟋に説明するず、わかりやすいず思いたす。ある商品を䜜りたした、非垞に面癜い広告を䜜りたした、その広告が非垞によくお、倚くの人がりェブサむトを蚪問したした。でも口コミを芋たら䜎評䟡だった。圓然のごずく、どれだけ広告が玠晎らしくおも勝負は決たっおしたいたす。その埌の立お盎しも非垞に難しいんです。

UGCファヌストで考えるなら、順序が逆なんです。最初はひっそり始めお、ナヌザヌの䞭で評䟡を䞊げおいく、その間に商品改善も䞀緒にする。䟋えば、初期に来おくれたお客様に「すみたせん、ただベヌタ版なのでフィヌドバックいただけたすか。その代わり特別䟡栌でご提䟛したす」ずいう圢で関係を築いおいっお、良い口コミが蓄積されたずころで初めお広告を入れる。

぀たり「良いUGCがある状態」を䜜っおから、広告でスケヌルさせるずいう順序が正解です。ただただUGCファヌストで蚭蚈できおいないケヌスが倚いず感じおいたす。

初期ナヌザヌずの関係構築フロヌ

村岡
良いUGCを先に䜜る、ずいう順序ですね。今は、たずえ広告費が最沢にあっお、CM打っお棚を取れる倧手ブランドでも、ファンやサポヌタヌずいった生掻者にしっかり向き合っお、UGCファヌストで蚭蚈しないず売れない時代になっおいたすよね。

西井氏
そうなんです。UGCファヌストで最も重芁なのは、「䜕ず蚀われたいか」を考えるこずです。

䟋えば「ノンシリコンシャンプヌを買いたい人」はいなくお、お客様はノンシリコンシャンプヌを䜿った埌の䜓隓を買いたいんです。䜓隓を買ったずきに、どういうブランドの語られ方をするかが最終的な姿勢になりたす。

村岡
なるほど。実は最近、ブランドのあり方を再定矩したいずいう盞談をよくいただくのですが、みなさん最初にブランドの姿勢を蚀語化したいずおっしゃるんです。でも私が感じたのは、䞀番倧切なのは、生掻者にどういう䜓隓を提䟛しお、どう語られるか、だずいうこずでした。

西井氏
たさにその通りです。すべおブランド䜓隓なんです。マヌケタヌが考えなきゃいけないのは、「䜕ず蚀われたいか」をちゃんず蚭蚈するこずなんです。

そしお同時に、「誰に語っおもらうか」も重芁です。さきほどのシャンプヌの䟋で蚀うず、「デザむンが可愛い」ずいうスペックではなく、髪やシャンプヌに非垞にこだわっおいお圱響力のある人——必ずしも䞖間的に有名ではないけれど、そのコミュニティでは信頌されおいる人——を、ちゃんず理解把握しおいお、そこに察しおのアプロヌチ手段を持぀こずが重芁なんです。

西井氏
マヌケタヌは “UGCファヌストで蚭蚈されたブランド䜓隓を考えるべき” ず語る西井氏

䜓隓先行で普及させる ——明日から始める第䞀歩

村岡
こうした考え方を実践しおいくうえで、冒頭でもお話しいただきたしたが、Web3.0の䞖界芳を実際に顧客ぞ浞透させるずなるず、りォレットやトヌクンずいった技術ぞの理解が障壁になるかずも思いたす。これはどう考えればよいのでしょうか。

西井氏
X旧Twitter誕生のころを芚えおいたすか僕は最初、「140文字で぀ぶやく」ず蚀われお、意味がわかりたせんでした。「぀ぶやくっお䜕」「成田空枯なう」っお䜕が楜しいのっおなっおいたした。この䞖になかったものだったので最初は党く䟡倀を感じおいなかったんです。でも呚りが䜿い始めお、気付いたら芋様芋真䌌で䜿っおみお埐々にその面癜さに気づき始めた。そうしお、あれよあれよず蚀う間に利甚者が増えおいきたしたよね。䜓隓先行型で、䜓隓をたずさせおしたっお、あずから䟡倀が぀いおきたんですよね

だから、たず難しい蚀葉を䜿わないこず。今Web3.0で調べるず、どうしおも「トヌクン」ずか「NFT」ずか技術的な解説が最初に出おきおしたいたす。

村岡
なるほど、僕らもWeb2.0が広がっおいく過皋で「䌁業ず生掻者を぀なげよう」ず取り組んできたしたが、生掻者の芖点に立぀ず、ただ「぀ながる」こず自䜓が目的ずいうわけではなく、その先にある心地よい䜓隓やメリットが倧切なんですよね。

西井氏
そうなんです。そこがモチベヌションではない。぀ながった結果よかったずいう䜓隓が蓄積しおSNSが確立されただけです。

これは生成AIの普及も同じで、ナヌザヌは技術の仕組みではなく䜓隓を求めおいたす。マヌケタヌに求められるのは、ナヌザヌの行動が倉わっおいるこずをいち早くキャッチアップするこずですね。

村岡
難しい蚀葉を䜿わず、䜓隓先行で進める。そしおナヌザヌの倉化をキャッチアップする。こうした考え方は理解できたした。では、それを螏たえお、マヌケタヌは明日から具䜓的にどんな第䞀歩を螏み出せばいいでしょうか。

西井氏
䞀䟋ですが、極端に蚀うずこういうアプロヌチがあるず思いたす。初期の頃から応揎しおくれおいたお客様に察しお、䌁業偎で密かに貢献床を蚘録しおおく。そしお、ある皋床ブランドが成長したタむミングで、「実はあなたの貢献をずっず蚘録しおいたした。こちらのトヌクンず亀換できたす」ず䌝えるんです。

お客様は䜕もしなくおも、自分の貢献が評䟡されおいたこずを知る。そうするず心理的なハヌドルが䞋がりたす。その埌、「実はこういう仕組みを䜜っおいたした。今埌はどなたでも参加できたす」ず公開しお、新しい参加者も迎え入れおいく。

最初から「Web3.0やりたすトヌクン発行したす」ず仰々しく始めるのではなく、小さくひっそりず始めるのがいいず思いたす。

西井氏

Web3.0×マヌケティングの未来ぞ

村岡
冒頭でも觊れられおいたしたが、今日お話しいただいた「察等な関係」や「共創」を、西井さんが鎌倉むンテルで実践されおいるずのこず。最埌にその取り組みに぀いお教えおいただけたすか

西井氏
鎌倉むンテルは、私が瀟長ず共同オヌナヌずしお経営に携わっおいたすが、オヌナヌ色はたったく出しおいたせん。地域の人たちずこのチヌムを䞀緒に䜜る、ずいうのがそもそもチヌムのコンセプトなんです。

地域の方々には、公匏グッズのデザむンを䞀緒に考えおいただいたり、地元䌁業ずのコラボレヌション䌁画を䞀緒に䜜っおいただいたり、そこに投資もしおいただいおいたす。埓来のスポヌツチヌムであれば、詊合チケットの賌入やスポンサヌ契玄ずいう「お金を出す」関係でしたが、そうではなく、チヌムの運営方針やデザむン、地域ずの関わり方などに意芋を出しおいただき、本圓の意味で䞀緒に䜜っおいく圢にしおいたす。

今日お話ししおきた「初期貢献者を倧切にする」「声を聞く」「䞀緒に䜜る」ずいったこずを、たさに実践しおいる圢です。こうした取り組みが、今埌eコマヌスや他の事業領域にも広がっおいく可胜性は十分あるず考えおいたす。

村岡
非垞にわかりやすいですね。地域の人たちず䞀緒に䜜るずいう姿勢が、今日お話しいただいた「察等な関係」「共創」をたさに䜓珟しおいるず感じたした。

鎌倉むンテル
鎌倉むンテルは、スポンサヌを”未来を共に創るパヌトナヌ”ず䜍眮付けた「共創」の圢を䜓珟しおいる

村岡
西井さん、本日は非垞に本質的な議論ができたした。Web3.0ずいう蚀葉の向こう偎にある、䌁業ず生掻者の新しい関係性。初期から応揎しおくれた人をどう倧切にし、どう報いるか。それは技術の話ではなく、マヌケティングの根本的な問いでもありたすね。

西井氏
今日お話ししお、あらためお思ったのは、Web3.0っお特別なこずではなくお、マヌケタヌがこれたでやっおきたこずの延長線䞊にあるずいうこずです。初期のお客様を倧切にする、声を聞く、䞀緒に䜜る。それを仕組み化するのがWeb3.0なんだず再認識できたした。

村岡
今回、西井さんにアラむドアヌキテクツの顧問ぞご就任いただいたのも、たさにこうしたWeb3.0時代の「新しい顧客䜓隓」の圢を、倚くの䌁業様ずずもに瀟䌚ぞ実装しおいきたいずいう匷い思いがあったからです。

西井氏
はい、アラむドさんずは10幎以䞊にわたっお様々な取り組みをご䞀緒しおきたしたが、䞀貫しお感じおいるのは、UGCやVOCずいった生掻者の声を起点にマヌケティングを考え続けおいるずいう点です。

今回、アラむドさんがこれたで培っおきたVOCのアセットず、Web3.0をはじめずする技術革新が掛け合わさるこずで、これたでにない新しい䟡倀創造が実珟できるず感じおいたす。垂堎そのものに新しい遞択肢や可胜性を提瀺できるよう、䞀緒に挑戊しおいきたいず思いたす。

村岡
ありがずうございたす。私たちも、西井さんの顧客起点の実践知ず、20幎間培っおきたVOCノりハり、そしおWeb3.0技術を掛け合わせお、新しいマヌケティングの圢を䜜っおいきたいず思いたす。匕き続きよろしくお願いしたす。

西井氏 村岡氏