ネットショップ店長のためのeラーニングサービス『ECキャンパス』の
有料番組の内容をレポート!
今回レポートするのはコチラの番組
「徹底解説!2014年大注目のGoogle最新戦略
ウワサのGoogleショッピングを攻略せよ」
*本記事は「ECキャンパス.tv」からの寄稿記事です。ご紹介している動画の視聴は有料ですが、下記URL経由でユーザー登録(Facebookログインも可)した場合、SMMLab読者特典として7/1まで無料でご覧いただけます。
⇒http://ec-campus.tv/video/34
独自ドメインショップの店長さん、今がチャンスです。
Google広告 ショッピング
http://www.google.co.jp/ads/shopping/index.html
GoogleAdwords上級ライセンスを保有している古沢氏を講師に迎え、Googleショッピングの攻略法を解説します。グーグルショッピングって何?という基本的なところから、運用時に必要な考え方、運用のコツまで、サクサクと番組が進んでいきます。動画自体は1時間18分の番組ですが、見終わる頃にはGoogleショッピングを導入した時の作業工数までイメージできるぐらい内容が充実しています。
ひとりでも多くの店長さんに知っていただきたい内容ですので、番組の一部をこの記事でご紹介致します。実際にGoogleショッピングを運用している店長さんもブラッシュアップするポイントが見つかるかもしれません。
Googleショッピングとは?
古沢氏:「検索結果画面に商品画像を載せることができるというのがGoogleショッピングの特徴かなと。以前からGoogleさんは『ウェブ検索結果だけでは買い物したいユーザーが満足する情報を提供できていないのでは?』という問題意識がありました。商品やサービスを検索したときに情報が並んでいるだけで、商品情報などには踏み込んでいませんでしたから。現在はクリック課金型の有料のサービスですので、モールのような出店料は必要ありません。検索結果画面の良い位置にGoogleショッピング専用のエリアがあり、商品画像、商品名、価格、ショップ名が表示されます」
現状、クリック単価はAdWordsの半額!
古沢氏:「客様にとっては新しいサービスに見えますが、ショップ側から考えると、AdWordsの中にGoogleショッピングができたというイメージです。クリック単価は、現状としてはAdWordsの相場と比べておおよそ半分程度だと思っていただいていいかと思います。将来的にどうなるかはわかりません。逆転する日がくるかもしれません」
アメリカのGoogleショッピング事情
古沢氏:「アメリカのGoogleショッピングのページには類似色を検索できる機能もあります」
山下:「これはおもしろいですね」
古沢氏:「アメリカでやっているものが日本にやってきますから」
山下:「こういう機能が充実してくると、楽天でしか買い物しない人も利用し始めるかもしれませんね。こういう探し方はできませんから。類似はどうやって判断しているんですかね?」
古沢氏:「色の情報は各ECサイトが登録する形ですね。Googleショッピングに商品データを渡すというところが難しいところなのかなと」
古沢氏:「360度画像という機能もあります。いわゆる3Dなんですね。商品画像を回転させて見ることができます。アメリカのほうではこういった取り組みも始まっています」
山下:「提供する時に画像を持っていないといけないということでしょうか?」
古沢氏:「そうですね」
古沢氏:「アメリカではGoogleショッピングエクスプレスという配送サービスも始まっています。まだおそらく限定的だとは思いますが。ほかには、先日新聞にも載っていましたが、Googleさんが特にいいECサイトさんには★を与えましょうというプログラムが始まっていて、日本でも始まりますね」
山下:「Googleショッピングの進化が2014年に進みそうですね」
インターネット検索の覇者・Googleがショッピングのマッチングに動き出したのですね。AdWordsでは高すぎて手が出せなかったビッグキワードも、半額なら手を出しやすいですね。AdWordsが表示されないスマートフォンやタブレットにもGoogleショッピングは表示されますので、2014年大化けするかもしれませんね。
Googleショッピング運用の重要なポイント
いくら商品を登録しても入札などの運用をきちんとしないと効果が出にくい
いくら入札を上げても商品登録が適切でないと狙いたいキーワードには掲載されない
古沢氏:「ポイントはふたつ。商品登録と入札です」
山下:「この文字だけ読むと当たり前のことに感じるのですが、これが実際難しいんですよね」
古沢氏:「Googleアドワーズで広告を出すので、成果を一番変動させることができる入札が一番重要です。入札を高めに設定して上位表示をさせて露出を増やしていくと件数はとれます。でも効率が良いのかというとそうではなかったり。なので入札は大切です。色々な成果を計る指標があるのですが、中でも重要な指標はIMP、CTR、CPC、CVRの4変数。リスティング広告同様、基本的にはこの4つの変数をコントロールすることができればGoogleショッピングでもうまく表示させていくことができます」
ここに興味を持たれる方も多いのではないでしょうか? 基本的にはリスティング広告を管理する方法と同じ良いそうです。入札の予算管理など番組ではもっと詳しく解説しています。モデレーターが思わず前のめりになるコントロール指標の解説もありましたよ。Googleショッピング運用の重要なポイントは29:25〜。
Googleショッピング、実はキーワードの設定がありません
古沢氏:「Googleショッピングではキーワードの設定がないんです。ショップ側からGoogle側に渡すデータを商品フィードと呼びますが、キーワードは商品フィードが自動で登録してくれます。ですので、ユーザーがどういう語句で検索するのかを考えて商品フィードを作る必要があります。商品データが重要です。どうすればヒットされやすくなるのか、ユーザーがどのような検索をするのかを具体的に考えて登録していく必要があります」
AdWordsとの大きな違いはこちらでしょうか。Googleショッピングに商品情報を登録する際に必要なデータ変換・置換のヒントやデータ作成時のポイントなどを詳しく紹介しています。AdWordsとの違いはコレ!商品登録を攻略する4つのポイントは45:35〜。
現状、競争相手が少ないです
古沢氏:「有料化したことである種ゲーム・チェンジが起こっていて、ここにビジネスチャンスが広がっています。大手ECはGoogleショッピングに掲載していますけれど、中堅や中小のショップさんはまだ参加しているところが少ないですから。各インターネット広告専業の代理店さんもGoogleアドワーズから配信して、ノウハウを蓄積している段階なんですね。まだまだクリック単価が低いというところがあって、積極的に営業している代理店さんも聞いたことがありませんし。まだまこれからという分野ではあるんですよ。なのでチャンスもたくさんあります」
ほかにもGoogleショッピングに向いている商品の話、実際の数字を公表した運用事例など盛りだくさんです。
Googleショッピングの未来像、AdWordsと現在のGoogleショッピングの違い、代理店も運用が手探りであることなどからイメージしていくと、2000年代前半のリスティング広告市場はこんな感じだったのかもしれないなぁと思えてなりません。
やるもやらないも、まずは知ってからですよね
⇒ 今すぐ番組を観てGoogleショッピングを検討する
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皆様のお役に立ちますように。
ゲスト:古沢 祥一(ふるさわ しょういち)氏
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
Yahoo!JAPAN、ネット広告代理店を経て、2011年GMOペイメントゲートウェイ株式会社入社。集客支援グループ所属。EC通販サイトを中心としたお客様のSEM、DSP、商品リスト広告等の運用型広告を運用。ビジネスの最大化を目指す施策を定期的に支援。
※GoogleAdwords上級ライセンス保持者。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社: http://www.gmo-pg.com/
モデレーター:山下 諭 (Satoshi Yamashita)氏
GMOペパボ株式会社/grapesatellite, inc.
・株式会社グレープサテライト立ちあげ
・オリジナルデザインTシャツのネットショップ運営
・カラーミーショップ専門デザインテンプレート販売サービス運営
・ネットショップ専門撮影スタジオ運営
・2012年3月 事業譲渡にともない株式会社paperboy&co.(現GMOペパボ株式会社)にジョイン
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