11月からFacebookキャンペーンのルールが変わる!Facebookページのいいね!獲得目的だけではないキャンペーンの参考事例をご紹介!

 
【11月5日のルール改定前に要チェック!】いいね!獲得以外の効果とは?Facebookキャンペーン事例まとめ
 
こんにちは、SMMLabの赤松です。
Facebookのプラットフォームポリシー改定により、2014年11月5日から、「いいね!」を条件としたキャンペーンを開催することができなくなりました。
参考: インセンティブで「いいね!」獲得は禁止!これからのFacebookマーケティングについてマーケターが考えるべき3つのポイント
 
Facebookページヘの「いいね!」を参加条件に出来ないと、ファンを増やせないのでは?とか、キャンペーンを実施する意味がないのでは?などと、心配される方もいるかもしれません。
しかし、Facebookの「いいね!」とは、元々、目的ではなく、手段のはず。
そして、“数”よりも“質が大事なはずです。
上質な“真”のファンとの関係性構築ができていれば、Facebookキャンペーンは沢山の効果を生んでくれるのです。
今回のキャンペーンまとめは、ページのいいね!を増やすことに注力するのではなく、
その他の効果が期待できるキャンペーンに注目してみました。
既に開催されているキャンペーンのため、いいね!が条件になっているものもありますが、
いいね!を条件にしなくても、ファンが参加したくなり、企業としても様々なメリットがあるWin×Winな企画ばかり!
集まったファンと交流したり、商品・サービスの理解を深めたり、ブランドに親しみを持ってもらうために利用してこそ、本来のFacebook活用と言えるのです。
(参考:ワンステップ上を目指す!Facebookページを「コミュニティ」として進化させるための5つのC
他社のキャンペーンを参考に、上手に活用してみましょう!

 

■フォト投稿:ログイン機能として活用&ファンの集まる場所を提供

サッポロビール「ソラノミ」フォトコンテスト
URL:https://soranomi.jp/
サッポロビール「ソラノミ」フォトコンテスト
とっておきの「空」の写真を3枚投稿する企画。Facebook連携はログイン機能として活用しています。複数枚投稿することで応募できるというのは珍しく、リピート閲覧・投稿につなげていますね。また、特設サイトは、“ファンの集まる場所”として、みんなの空写真を楽しむことができます。“心模様にあわせて楽しむ”ビール『空模様』のブランド認知にもつなげています。
 

■フォトラリー:ファンに訪れてもらう(O2O)

スターフライヤー「SFJフォトラリー」チェックポイントで写真を撮影しよう!
URL:http://www.starflyer.jp/campaign/we_love_starflyer/ainikite.html
http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/25948
スターフライヤー「WE LOVE STARFLYER キャンペーン」
スターフライヤーが実施中の「WE LOVE STARFLYER キャンペーン」の一つ。北九州空港エリアのチェックポイント24か所で写真を撮影し、投稿する企画。写真1枚の投稿につき、50マイルをプレゼント、そして、抽選で枚数に応じてグレードアップする賞品をプレゼント。ユーザーにとっては少し手間がかかりますが、オススメスポットに実際に訪れてもらい、ファンの目線で撮影してもらえる企画。さらには、24枚全て撮ってくれる“真のファン”がいたら最高ですね!
 

■フォト投稿:ニーズ調査&二次利用

スクラビングバブル “よごしちゃった”シーンを募集
URL:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/29367
スクラビングバブル “よごしちゃった”シーンを募集!
フォトコンは「写真がきれいなもの」をテーマとすることが多い中、あえて、「よごしっぷりを撮って」というのが秀逸。実際に、日常にはどんな汚れが多いのか、ママはどんなことで悩んでいるのかニーズ調査につなげていますね。二次利用の可能性もあるということで、インセンティブでお掃除してもらい、before⇒After写真としてなどの活用もできそうです。
 

■フォト投稿:Facebookページ運用に二次活用&ファンの深化へ

ピジョン/Pigeon 3万いいね!記念キャンペーンの当選者を対象に写真を募集
URL:https://www.facebook.com/media/set/?set=a.830793833607390.1073741853.442881582398619&type=1
ピジョン / Pigeon 30, 000いいね!記念キャンペーンの当選者を対象に写真を募集
Facebookページの3万いいね!のキリ番達成の際に実施した、プレゼントキャンペーンの当選者を対象に写真を募集。Facebookページ運用に二次活用しています。プレゼントの感想なども記載されていることが多くニーズ調査になったり、コメント欄でのやりとりが増えることでエンゲージメント向上につながっています。さらに、「photo diaryデビュー」として“ページに出演できる”というのがママの喜びになっており、ファンの深化につなげていますね。
 

■クイズ:バーチャル体験(O2Oにつなげる)

トミー ヒルフィガー 表参道店 バーチャル来店キャンペーン
URL:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/30164
トミー ヒルフィガー 表参道店 バーチャル来店キャンペーン
『表参道店』の情報についてのクイズ企画。あたかも店舗に来店しているように、オウンドメディアで“バーチャル”体験しながら、クイズの答えを探してもらうことで、認知度を向上させ、O2Oにつなげています。
 

■クイズ:商品・サービスの理解を深める

Nespresso ネスプレッソ 自社商品・サービスに関するクイズキャンペーン
URL:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/29877
Nespresso ネスプレッソ 自社商品・サービスに関するクイズキャンペーン
自社商品・サービスに関するクイズに答える企画。商品についてだけでなく、「何時までに注文すると、翌日お届けの対象となるか?」など、実際に購入するときに知りたいサービスの内容もクイズにしているところが秀逸。好感が持てるし、認知度向上にもつながります。
 

■モニター:ファンの声を聴く&ニーズ調査

AQUA(ハイアールアジア)使ってみたい商品を1つを選んで好きなものが当たる!
URL:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/30217
ハイアールアジア株式会社(AQUA)使ってみたい商品を1つを選んで好きなものが当たる!
アンケートに答え、AQUA新商品(冷凍冷蔵庫、全自動洗濯機、ロボットクリーナー)の中から、使ってみたい商品を1つ選ぶ企画。抽選で5名に選んだ商品をモニタープレゼント。使用後、感想などは、AQUAの自社サイトやFacebookページ、商品カタログなどに二次活用する予定だそう。また、モニター募集時に、アンケート・投票も同時に行うことで、どんな商品が人気なのかなどのニーズ調査にもつなげていますね。
 

■新製品商品モニター(レビューあり):クチコミの蓄積&先行PR

大塚製薬 新発売のカロリーメイト(プレーン)を1, 000名にプレゼント。いち早くお試し!
URL:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/29353
大塚製薬 新発売のカロリーメイト(プレーン)を1, 000名にプレゼント。
新商品をいち早くお試しできる、ファンには嬉しい、新製品モニター企画。当選発表から1週間ほどですが、既にレビューが集まり始めており、先行して“クチコミ”が貯まるのは大きなメリットですね。新商品のPR・認知にもつながりますね。
 

■人気投票:共創・製品化

チョモットボーテ 「ホルダーカラー総選挙」投票で商品化
URL:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/29936
チョモットボーテ 「ホルダーカラー総選挙」投票で商品化!
昨年、即完売だったチョモットボーテの「ミニブラシ」。『2014年版★ミニブラシセット』の発売が決定し、ミニブラシにセットされる“ホルダー”カラーをみんなで決めるという投票・共創企画。過去にも共創企画を実施しており、ファンとの関係性を構築していますね(インタビュ―記事はこちら)。
 

■ソーシャルログインでアイコン活用:ファンの集まる場所を提供

ディー・エヌ・エー ベイスターズ 「DeNA感謝際 決意の大円陣キャンペーン」
URL:http://campaign-dena.com/special
株式会社ディー・エヌ・エー ベイスターズ 「DeNA感謝際 決意の大円陣キャンペーン」
今年、残念ながら『CS』進出とならなかった、横浜DeNAベイスターズ。「DeNA感謝際 決意の大円陣キャンペーン」は、ソーシャルログインでSNSアイコンを活用し、“来年も応援しよう”として、ファンの一致団結を円陣で表現しています。アイコンを使ってファンが集まっている様子を可視化しているのが秀逸ですね!
 
 
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ユーザーが参加するには、少しハードルが高いケースもありますが、もしかしたらそれこそが、懸賞目的ユーザーを減らし、“真のファン”を集めることにつながるのかもしれません。
Facebookキャンペーンでいいね!が条件にできなくなる、という点以外は、
・ユーザーが参加しやすい(ソーシャルログインなど)
・実名制で信頼のある声が集まる
・バイラル効果が期待できる
・ファンとの関係性構築ができる
などのFacebookキャンペーンメリットは変わりません。
上手に活用していきましょう!
 
 
■ガイドラインに準拠したFacebookキャンペーンが簡単に開催出来る!
実績豊富なFacebookキャンペーンアプリなら「モニプラ for Facebook」
https://www.aainc.co.jp/service/monipla
 
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