スマートフォンで撮った写真を、オシャレに編集して共有できるSNS『Instagram(インスタグラム)』が人気です。今年、タイムラプス動画撮影専用のツールをリリースしてますます盛り上がりを見せ、またアクセス解析ツールを近日リリースするという発表もあり、アカウント開設を検討する企業・ブランドも増加傾向にあります。いま、国内ユーザーはインスタグラムをどのように使っているのでしょうか?

 
Instagram(インスタグラム)の国内ユーザー利用状況調査
 
ソーシャルメディアマーケティングラボでは、2014年11月、日本国内のインスタグラムユーザーに利用実態に関するアンケートを実施。1人あたりのフォロワー数や、ログイン頻度などを調べ、国内ユーザーの使い方を読み解きます。
 
 
<アンケート調査 実施概要>
・実施日:2014/11/17
・方法:モニプラ for Facebook上でアンケート調査を実施
・有効回答数:140名
・回答者属性: 13~66歳の男女
・主催会社:アライドアーキテクツ株式会社
(インスタグラムに関するユーザーアンケートは初回となります。)
※今回のアンケートは、モニプラ for Facebookで企業・ブランドFacebookページのキャンペーン参加をアクティブに行っているユーザーに対して行ったものですので、日本全体のSNSユーザーの平均と比べると、SNSについての関与度などが少し高めの数値になっていると考えられますのでご留意ください。
 
 
 

 Instagram(インスタグラム)を今年使い始めたユーザーが約6割、『毎日ログイン』は4割以上

 
まず、インスタグラムの利用期間を質問したところ、『半年以内』の回答が28.6%と最も多く、次いで『1年以内』が15.7%、『1ヶ月以内』が15%という結果になりました。1年以内が6割を超え、2014年にある程度インスタグラムの利用が盛り上がったことを反映していると言えます。
インスタグラムの利用期間
 
また、ログイン頻度は『毎日』と答えたユーザーが40.7%と一番多く、次いで『週に2.3回』が21.4%となり、6割以上のユーザーが日常的にインスタグラムを使用していることがわかりました。
インスタグラムのログイン頻度
 
さらに、インスタグラムを使うとき『主に他の人の投稿画像を見る』か、それとも『自分の写真を投稿する』か、という質問には、『他の人の写真を見る』と答えたユーザーが67.9%、、『自分が画像を投稿する』と答えたユーザーが32.1%となり、主な使い方としては、閲覧目的のユーザーが写真投稿目的のユーザーを大きく上回る結果となりました。
インスタグラムの利用方法
 
 
 
 

フォロー数、フォロワー数共に『1-20人』が約5割。フォロワー数はユーザー間で大きな差


現在の『フォロワー数』は『1-20人』が51.1%、
次いで『21-50人』が19.4%、平均は55.11人でした。今回一番フォロワー数の多いユーザーで約3200人、次いで約800人でしたので、一部のユーザーが平均を押し上げており、ユーザー間の差が大きい結果となりました。
インスタグラムでのフォロワー数
 
また、『フォロー数』においても『1-20人』が50.7%と最も多く、平均42.11人となりました。
最もフォロー数の多い2名は約500人強をフォローしており、また、『51人~100人』、『101人~500人』と答えた割合は、フォロワー数の同項目と比べてやや多く、ユーザー間の差が緩やかなのも特徴です。
6割を占める、『他の人の画像を見る』が目的のユーザー意識が反映されているとも言えるでしょう。
インスタグラムでのフォロー数
 
 
 

3人に1人が企業アカウントをフォロー、芸能人アカウントの方が人気

 
企業やブランドのアカウントをフォローしているか、という質問には30.7 %がフォローしていると答えました。
インスタグラムで企業アカウントをフォローしている割合
 
一方、芸能人のアカウントは、企業・ブランドに比べると20%以上多い52.9%がフォローしていると答えました。フォロー中のアカウントは、梨花、トリンドル玲奈、木下優樹菜、吉川ひなの、ミランダ・カーなどモデルの名前が目立ち、ファッションと親和性の高いと言われるインスタグラムならではといった特徴も見られました。
インスタグラムで芸能人をフォローしている割合
 
 
 

Instagramユーザー数全体の増加には、インフルエンサーの増加数も関係

 
今回のアンケートでは、大部分を占めている「知り合いの写真と一部のインフルエンサーの写真を見る」といった使い方をする受け身的なユーザーと、日常的に写真を投稿する積極的なユーザーの2極化の構造が見受けられました。
利用頻度では、ユーザーの約6割が日常的に使っている点、匿名性といった特徴を考えると、若いユーザーを中心に、写真共有・閲覧のSNSとして今以上に定着すると考えられます。
一方で、今回約6割を占めた写真閲覧ユーザーの増加には、通称インスタグラマーと呼ばれるファッションアイコン的なインフルエンサーや、ブランドアカウントの増加具合にもよると考えられ、日本でどれだけその数が増えるかも鍵になるでしょう。
 
企業・ブランドの利用について、フォローの割合は3人に1人という現状ですが、FacebookやTwitterと比べるとアカウントそのものが少なく、これからも増加する余地があると考えられるため、今後の動向に期待です。
日本でもアパレル業界や、美容、飲料・食品業界を中心に、ユーザーが撮ったコーディネートや商品の写真投稿を利用したプロモーションや、インスタグラマーとのタイアップも増えています。
2015年、国内での活用がどういった展開を見せるのか、ソーシャルメディアマーケティングラボでも注目していきます。
 
 


 
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